全日本マスターズウエイトリフティング選手権大会:結果03

2016年06月15日 | トレーニング日記

さて、後半戦。

前半のスナッチからの教訓。

・目の前の一本に集中

・自己への挑戦に集中

もう目の前の一本しか考えないぞ!(゚Д゚)ノ

っと挑んだ1本目

気合もむなしく失敗…

しかもバーべルが膝の内側へ直撃するというおまけ付き…

「失敗です」のコールに『シッテマス(T_T)』と心の中でつぶやく私…。

膝、まじで痛い…

でも、膝よりも心がもっと痛い…(;_:)

この時点で完全に自分への拠り所を失いました。

「自信喪失」の文字が脳裏に浮かびます。

プラットホームから降りるとき

『そういえば、自信って自分を信じるって書くなぁ…

そうか、自信満々で今日を迎えたつもりだったけど、過信だったんだなぁ…』

なんてことをボンヤリと考えていました。

過信…

もうずいぶん前に卒業したと思っていた幼い思考…

まだ卒業できてなかったんだなぁ…

反省(-_-;)

 

舞台の袖に戻ると役員さんに次の重量を聞かれます。

「同重量⁉」

と。

その眼には同情と憐れみがあふれています。

「同重量で…(*_*;」

と私。

集中を欠いては失敗し、集中を試みれば気負いすぎて失敗し…

ついでに脚も痛いはで頭の中はパニックです(^^;)

 

けど、やれることをするしかない。

機能評価をしたところ膝の状態は鷲足部の打撲程度で、幸い大したダメージはなさそうです。

ここまでグダグダになってようやく何かが吹っ切れました。

3月、4月と怪我を負い、それを乗り越えたどり着いた今。

今日、この時、この瞬間の全力を出し切りたい。

そんな感情が芽生えてきました。

よし!

もう一丁!

と挑んだ二本目

「成功です」のアナウンスにホッと胸をなでおろします。

袖に戻ると我が事のように喜んでくれる新田さん、チーム熊本の長老、小松さん。

この一本は仲間に取らせてもらった一本だな、と心から感謝した瞬間でした。

(続く)


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