さて、東北重量挙の旅2日目。
朝は7時前に起床です。
せっかく温泉に泊まってるので朝風呂をいただき、8時に宿を経ちました。
まずは秋田スポーツ科学センターの最寄駅、秋田駅へ移動です。
8:21羽後牛島駅
もうやる気満々。
トレーニングウェアに着替えて移動です。
8:26 秋田駅到着
途中、撮影ポイントを見つけてパチリ。
適度に油を売ったのち、秋田観光案内所でレンタサイクルを借ります。
何とここでは10台限定で自転車を無料で借りることができるんです。
貸し出し開始は9:00、返却期限は17:30。
観光案内所が開くまで、待っている間に朝食を取ることに。
秋田と言えば「比内地鶏」!!
昨日食べれなかった駅弁のリベンジを完了したところで9:00。
無事に自転車を借り、秋田スポーツ科学センターへ向かいます。
途中、きれいなハスが咲いていたのでパチリ
9:45 秋田スポーツ科学センターに到着です。
立派な正面玄関をくぐると…
左手にリフティング場の入り口がありまして…
こんな感じの練習場!
プラットホームは2~3組ぐらいで練習できそうな広さ。
だいぶ歴史の詰まった感じのシャフトが4本。
どのシャフトもローレット(バーベルシャフトの表面に刻まれた細かい滑り止め)が削れてなくなっています。
きっとどこかの大学で使われてきたシャフトなんだと思います。
長年だいじに大事に磨きながら使うとこうなるんです。
バンパープレート(ウエイトリフティング用の重りです。外周がゴムでできていて床に落とすことができます。)は15kgからで、2.5kgの鋳型のプレートが最小でした。
つまり、シャフト(バーベルの芯棒の部分。20kgあります。)の後は50kgからスタートし、その後も5kg刻みの練習となります。
はなかなか武骨な重量設定での練習です。
これが秋田流なのですね!(◎_◎;)
10:00、いよいよ練習開始です。
練習場には先に3名の方が練習していました。
一人は50kgのバーベルでアームカールを、
もう一人は60kgでデッドリフト。
いわゆるウエイトトレーニングをされる一般のトレーにの方々ですね。
最後の一人、ご年配の方がウエイトリフティングを練習されていらっしゃいました。
ふと見るとこの方、どこかでお会いしたような…
『あれ?ひょっとしてマスターズでM85に出ている小林先生ではなかろうか?』
小林努先生であれば御年87歳。
日本最高齢の現役リフターです。
日本のマスターズの試合では85歳以上のクラスがありますが、
小林先生がご年齢を重ねることでできたクラスだと聞いています。
ご挨拶させていただいたところやはり小林先生でした!
これは3年前の世界大会のものです。
世界第3位!
こちらは今年の全日本マスターズのもの
優勝!
小林先生は数日後に控えた世界マスターズ選手権大会の最終調整にいらっしゃったとのことでした。
普段はこの時間に練習することはないとのことでしたので、お会いできたのは幸運でした。
小林先生は第一回東京オリンピックで重量挙日本チームのコーチを務めていた方です。
気さくに話しかけていただいて、練習後には東京五輪でのお話をお聞かせいただきました。
東京五輪で時の金メダリスト三宅義信先生を指導したお話など、興味深いお話をいただけて充実したひと時を過ごさせていただくことができました。
小林先生、ありがとうございました!
さて、練習の模様。
東北第一回目の練習はスナッチに焦点を絞って練習しました。
明日、明後日も練習をするかもしれませんでしたので、負荷を制限する意味もあってスナッチを選択しました。
昨日の旅のダメージかお尻に力が入らず四苦八苦(^_^;)
ま、そうでなくともこんな程度ですが…
〇20190812秋田スポーツ科学センターウエイトリフティング場にて
トレーニングが終わったらラーメン巡りの始まりです。
<続く>