下の動画はここ1週間の出来事。
ウエイトリフティングをされる方にはちょっといい話なんではないかと思います。
え?
私、ウエイトリフティングなんて興味ない?
そう言わずに、
ウエイトリフティングというとちょっと馴染みのない遠い存在かもしれませんが、
ことヒトの身体機能を効率的に開発するのに優れた手法なんですよ⁉
これを切っ掛けに、興味をお持ちいただけたら嬉しいです。(*´ω`)
動画では「ヒップスラスト」というエクササイズを紹介していますが、
このエクササイズ、後ろに反ると痛むようなタイプの腰痛ではセルフケアとして提案することもある手法です。
その場合、大きな重りなんていりません。
痛みのない範囲で6~8回ほど繰り返して、反った時の痛みが軽くなるかを判定するんです。
痛みの治療において大切なのは、「痛み」自体ではなく「機能の正常化」なんですね。
なので、「痛いから動かさない」ではなく、患部が傷つかないで済む「正常な身体操作」を身体に学習させるために積極的にトレーニングを生活に取り入れることも重要なことなんです。
スポーツに限らず、より効率的な運動を獲得するためにたゆまぬ努力が大切です。
目的とする運動の効率化を図りたいときには「目的の運動そのもの」を試行錯誤しながら繰り返すというのがスタンダードなわけですが、
時には斜め上からのアプローチもおもしろいものです。
動画では部分的な問題点にフォーカスした「動作改善」のツールとして
「ヒップスラスト」というエクササイズを選択し、それによる競技動作の変化をまとめました。
競技動作のように複合的な動作全体の中から問題点をピックアップし、その改善のための手法を当てはめてゆく作業は治療と共通しています。
ヒトの身体を機能させるという点において、トレーニングと治療は一続きなんだという事を実感させられる出来事でしたのでちょっと皆さんにも見ていただきたいなと…
一生懸命に作ったので、もしよかったら一度ご覧になってみてください。(*´ω`)