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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

コーラスフェスティバル

2007-10-01 00:39:58 | 少年少女合唱団

  市のコーラスフェスティバルに行ってきました。 わたしがちょこっと関わっている少年少女合唱団も出演するのです。 このコーラスフェスティバルには、市内の二つの児童合唱団はじめ、中学校の合唱部やシルバーコーラスなどいろいろな合唱団が11団体参加しました。


 うちの子どもたちはやっぱりかわいい。 今年4月に入団した小学2年生がもう3部合唱をしています。発表の機会がある度に上手になっていくので、将来が楽しみです。


  


  華やかな衣装の女性合唱。指揮をしているのは、「千の風になって」でブレイクした秋川雅史さんのお父さんですよ。なんと市内だけでも3グループもの指導をされています。もちろん市外でも。いったいいくつの合唱団にかかわっておられるのか。お元気です。



 小さな市なのに男声合唱団もあります。メンバーも20人くらい。結構多いです。高校生も3人混じっていて、とてもきれいな声でソロパートを歌いました。



 もちろん混声合唱団もありました。とても上手。


 ところで「千の風になって」はここでは大変な人気で、出演11団体中4団体が歌いました。 だいたい一つおきに聞いている感じです。 最後に全体合唱で、わたしたちも歌いました。3時間ほどの間に5回です! さすがに聴き疲れました。


 わたしの住んでいるところは、今は合併して市になっていますが、もともと郡部の町でした。 近隣の町の有志で児童合唱団を作ったのは8年前。 そのとき、先輩の混声合唱団の方に、「音楽文化の育ちにくいところですよ。」と言われました。 だからこそ、合唱団で音楽好きの子を育てて欲しい、応援します、と。
 ところが合併した旧S市ではとにかく合唱が盛んです。 大して多くはない人口なのに、今日出演したうちの7グループが旧S市の合唱団。  特筆すべきは、写真でも分かるように、歌を歌う男性が多いことです。 また、すべての中学校と高校にも、合唱部があります。 こちらではすべてブラスバンド部なのに。 このちがいはなに?
 古くはトワエモアの芥川さん、そして今の秋川さんを生み出した土壌がこれか、と思いました。 
 


 全体合唱のときの秋川さん(父)のお話で少し訳が分かってきました。
 今年亡くなられたF先生が若い頃、たくさんの合唱団を作られ、育ててこられたんだそうです。 S市の児童合唱団もF先生の創設だそうです。 秋川さん(父)も、その中の一つの合唱団で歌い、やがてその後を次いだのです。 たった一人の熱意が、年を経てこんなにも大きく花開いたということに感動を覚えました。 8年前わたしたち数人の教師が手探りでまいた種も、やがて大きく花開くときがくるでしょうか。 将来オペラ歌手になりたい、といって歌っている子がいますけど・・・・なってね!秋川さんみたいに 

コメント (2)
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