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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

新しい柿「大秋」

2007-10-31 23:11:58 | 植物

  我が家の富有柿がようやく赤くなりだしました。 
 


 子どもの頃、柿の初物は運動会に食べると決まっていました。 まだちょっと渋みの残る柿を、母は必ずお弁当に入れてくれました。 そのせいか、わたしは運動会の頃になると柿が熟れると思いこんでいたのですが、 富有の熟するのはお祭り過ぎてからだそうです。 今は9月に運動会をしますが、昔の運動会は、お祭り頃だったのでしょう。


 


 ところで、もうだいぶ前になりますが、お隣の柿畑の持ち主Mさんから、「大秋」(たいしゅうと読みます)という柿をいただきました。 ニュースで「大秋の取り入れが始まりました。」なんて報じられるくらいですから、ここ2,3年で売り出された新しい品種だと思います。 去年、産直市場では試食品をおいたりして売り出しに懸命のようでした。
 見てのとおり、大きな柿です。 


    左が「大秋」 右は「富有」



 色がまだ青いように見えますが、これでもう十分おいしいのです。


 二つに割ってみるとこんな感じです。 



 見た目よりも中は赤く、種がありません。全く種がないのかどうかはわかりませんが、少ないことは確かです。 そのお味は?


 一口食べたぶじこが叫びました。


 おいし~い! 柿じゃない!


 その歯触りは梨のようで、富有よりもみずみずしく、しゃきしゃきとした噛み心地です。 そして富有よりもはるかに甘みがありました。 


 ところで、お隣の柿畑は、てっきり「大秋」が実ってるんだとばかり思っていました。 その大切な「大秋」の木を、昨日、あろうことか5,6本ばっさりと切ってしまったのです。 新しい枝を出して、また違う品種を接ぎ木するんだろうかと思ってたら、今日はなんと根こそぎ引き倒してしまいました。


 次々と変わった試みをするMさんですから、何か考えがあるのでしょうけれど、もったいない。
そんなことを言っていたら、夫が、あれは「大秋」ではないと言います。 なんでもうちと同じ「西村」だとか。 自分のうちの柿の名前は知らなくて、なんでよその柿は知ってるのか?)


 でも、やっぱりもったいない。

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かぼちゃ入り蒸しパン

2007-10-31 01:15:16 | くらし

 前に友だちに教えてもらった「かぼちゃ入り蒸しパン」を作ってみました。 作り方はいたって簡単。 かぼちゃをさいの目に切り、蒸しパンミックスに混ぜて蒸すだけです。昼ご飯の準備と平行して作れました。


 蒸しパンというと、何か懐かしい響きがあります。 子どもの頃、調理道具といえば、オーブンなどというしゃれたものはなく、 蒸し器となべとフライパンぐらいしかありませんでした。 そんな中で母はおやつを作ってくれたのですが、蒸しパンや「やきもち」(ベーキングパウダーをいれないホットケーキみたいなもの)は特にたびたび作ってくれたように思います。 蒸しパンミックスなどという便利な物もないのでその都度炭酸やら砂糖やらをまぜて、「今日は干しぶどうを入れた」「あんこを入れてみた」とか、「ふくらみが悪い」「ちょっと硬かった」とか、一つとして同じできではなかったものです。


 蒸しパンは、今ではもう古くさい物なのでしょうか。 蒸しパンミックスを買おうと思って探したら、市内の大きなスーパーには、ケーキミックスやら、クッキーミックスやらはあるのに蒸しパンミックスがありませんでした。 別の小さなスーパーで買えましたけれど・・・


 粉はたっぷりあるし、残しても次はいつ作るかもわからないので、全部使っちゃいました。 ちょうどいただきもののさつまいもがあったので、半分はサツマイモ入りにしました。



 左の黄緑色が見えるのがかぼちゃ入り。 さわやかな色になりました。 右はさつまいも入り。皮ごと入れたのですが、埋もれちゃっています。両方ともふんわりとふくらんでおいしかったです。 さいの目に切るのは1センチ以下にしないと、火の通りが悪いですね。


 たくさん作ったので、ぶじこの家にも持って行きました。

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