京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
神楽坂の坂を上る途中右手(ロイヤスホストさんの左隣)には
かつて小さい柳の木が植わり小ぢんまりとした居酒屋(おでん屋)さんがあり
どこか神楽坂らしい風情を醸し出していましたが
その後はジョンブルという喫茶店になりそこも閉店してからは
随分と長い間は空家になっていました。
昨年末、建物はそのままに1階に「CHICHUKAI UOMARU」さんがオープンし
今年に入ってからは2階に魚介専門ビストロ「貝殻荘」さんがオープンしました。
1階店舗右側のドアを開けるとメニューが書かれた面白い階段になっています。
上った所がお店の入り口
  
古い1軒屋の建物をそのまま利用しインテリアを改装したリノベーションスタイルは
どこかノスタルジックな雰囲気天井には大きなシャンデリアが付いていたり
ロフトの様なスペースがあったりと面白い造りになっています。
  
お料理はコースから単品まで地中海料理を中心としたメニューが揃っています。
今回は4800円のコースを・・・宮城県産牡蠣の軽いヴァプール 香草ワインの蒸気で
amuse-bouch三種盛り合わせ(鮪の生ハム 香草のサラダ ソースタプナード他)
タコと南欧野菜のガリシア風グリル
  
金目鯛のメンチカツ ソース・タルタル、三崎直送だるまマグロの筒切りステーキ
  
この鮪の筒切りステーキが独特でタジン鍋の様な器に入れられ
筒状の(タジンっぽい)ふた(?)をかぶせ、酒などの調味料をかけ
火をつけてファイアーちょっとショーっぽくて面白いです。
  
後はパエリアとデザートが付きます。
マグロの筒切り鉄板焼きを使ったランチメニューの様子は
「三毛猫ランチ」さんでご覧になってみて下さい。



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伊勢籐さんの前の路地を左に曲がり右に折れ迷路のような兵庫横町
階段を下りて旅館和可菜さんの前を通り軽子坂にぬける辺りはドラマロケなどにも使われた所で
その後暫く工事が続きどんな建物が建つのかと思っていましたが
横丁側は黒い格子に違和感無く石畳に馴染む外観になっています。
お店は以前込中央通にお店があった「ラストリカート」さん、今年春こちらにオープン!
 
1階はオステリア2階はリストランテと分かれているので軽く飲んで食べたい時には1階のオステリアが便利
因みにイタリア料理はリストランテ、オステリア、トラットリア、ピッツェリアなど
食事スタイルによって微妙に名前が変わるようですが
元々オステリアとは古くは旅館と食堂を兼ねた旅籠の様なもの、リストランテはその食堂が独立したもの、だそうです。
アマーロ(食前酒)の発砲ワインとカンパリ、メインは赤ワインとサングリア(甘さ控えめでワインが利いてます)
 
お料理は前菜から炭火焼、パスタ、ピッツァなど種類豊富、鶏白レバーのパテのクロスティーニやパルマ産生ハムとサラミ
チーズやキッシュなどの盛り合わせと野菜のチーズ焼
 
”お一人のお客様に限り前菜とパスタ料理は少なめにてご用意いたしますのでご相談ください”
という細やかな心遣いもあって1人でも気楽に入れそうです。
ドルチェはプリンやシフォンケーキ等、下は本日のジェラード、と桃のカクテル
 
店内は女性客が多くカップルがチラホラ。できれば壁側の席が落ち着けます。
兵庫横町角というロケーションと料理メニューが豊富なので人を連れて来るにも良いかな~
次回はパスタやピッツァも食べてみないと!
因みにパスタランチの様子は「神楽坂ランチ」「三毛猫ランチ」さん等でご覧になってみて下さいね。



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毘沙門様の斜め前、楽山ビルと近江屋ビルの間に居酒屋「うおさん」さんがあります。
昼間は見過ごしてしまいそうですが夜は明かりの灯る看板と
一見居酒屋らしからぬモダン(?)な入り口が目印
全国から取り寄せたという日本酒や焼酎
その他もこちらのお店は飲み物のメニューが豊富で充実しています。

値段もリーズナブルで少人数用の個室もあり
(2人、4人、6人、8人用等、予約が無難)
神楽坂としての立地も良いので”使える居酒屋”という感じです。

店内に入り席に着くとまず最初に三段重のお通しが出されます
小さいお重ですがちょっとビックリー!
中身は季節等によって変わるようですが
だいたいこんな感じ女性にはウケるかも~

見た目これだけでも満足した気分になるお通しですが
味もそれぞれ丁寧に作られています。
さて、飲み物はというと・・・・日本酒や焼酎の他に
”果実リキュール”なるものがとても充実しています。
もも、あんず、じゃばら、ゆず、ラフランスの他季節限定フルーツ等

マンゴーやカシスなど梅酒と割った”フルーツ梅酒”もあります。
焼酎割りと違いロックで楽しめる果実酒は濃厚で美味
以外とどんなお料理とも合い特に女性向きかもしれません。
お料理はというと色々頼んだものの最初と最後しか撮れず
あまり意味の無い2枚しかなくて申し訳ありません

笹かれいと〆のおにぎり全く参考にならずです。
とにかくこちらはお刺身類やサラダ類も美味しく
別の日に行った友達はアジのなめろうがお勧めだとか言ってました。
魚ギョーザも人気らしいです。

ということでお勧めの「うおさん」さんなのですが
HPが無いのでサントリーさんのグルメガイドも参考にしてみて下さい。
ただ、土曜日に行った人の情報によると
普段の日よりもお料理が出て来るのが若干遅かったということで
たまたまスタッフさんが少なかったのかもしれませんが
そんな情報もありましたのであしからず



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神楽坂もスペインバルが増えたような気がしますが
「エル・カミーノ」さんは比較的昔からあった人気の店で
店内はさほど広くありませんが沢山のお客さんで賑わっています。
場所は軽子坂を上りきった左手ビル(まかないこすめさんの少し先)
2階がバルで4階がコメドールになっています。
(因みにバルとはスペイン独特(立ち飲み風)の飲食店
コメドールとはスペイン語で食堂という意味)

今回はこちらの自家製サングリアがお目当て!
赤ワインを炭酸やオレンジジュースなどで割ったでジュース感覚のこのお酒は
レモンやシナモン、ジンジャー等を加えオリジナルを作るお店も多いです。
カミーノさんのサングリアはやや酸味が利いていて濃厚でとても美味しく
程よい甘さも丁度良かったです

お料理はタパスとよばれる小皿料理で
軽く飲んで軽く食べるのに向いているスタイル
人気の定番料理『マッシュルームのセゴビア風』を注文
味は濃い目ですがお酒には合います。

『スペイン産からすみとアーモンドの盛り合わせ』

ワインも赤、白、ロゼと揃っています。

お店がやや狭いので落ち着いて飲むというよりは
皆で気楽に飲んで食べるという正しくバルスタイルのお店。
人気店なので満席の事が多く予約がベスト!
もしくは行く前に電話で席が空いているか聞いてみた方が無難かもしれせん。



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神楽坂通り中ほどの「五十番」さんの横を入ると本多横丁・・・
真っ直ぐ進み左側の「鳥しず」さんの横の路地を入って右側
窓越しに酒瓶が並んでいるお店が「がく屋」さん
お店のウリは新鮮な素材を使った炭火焼きで
値段もリーズナブルときているので人気の店

店内はカウンターとテーブル席、炭火焼店と言っても居酒屋っぽくなく
流れる曲も演歌ではなくJazzという落ち着いた雰囲気

奥は机を並べると小人数ならちょっとした宴会もできるらしく
先日も友達はクラス会の2次会をこちらでやったと言ってました。

お通しはステックサラダ&味噌とマヨネーズ
焼き物は盛り合わせなどで色々頼んでみました。

お刺身でも食べられる新鮮なお肉を備長炭で焼くそうでとてもジューシー
こちらは柚子胡椒をのせたもの・・・

アスパラガスの肉巻き、つくねも頼みましたが撮り忘れました

カマンベールチーズフライ

ドリンク類は日本酒がメインということですが梅酒類もお勧め

下は生絞りキウィサワー、ザクロサワーなんていうのもあり
女性に人気のお店らしいメニューが揃っています。

地元フレンド情報によると白レバーの刺身が美味しかったとか・・・
路地奥ですが気楽に行ける良いお店です。



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閉店されましたが記事はこのまま残します。

5丁目の「鮒忠」さんの角を曲がると大きなS字を描く急な上り坂になっています。
ここは地蔵坂と呼ばれ坂の上の光照寺さんにあった
三井寺(滋賀県)から移された子安地蔵に因んで付けられた名前のようです。
別名”藁店”(わらだな)と呼ばれているのはこの辺りは昔
藁を商う店が多かったことから通称でそう呼ばれたようです。
(写真は坂の上から神楽坂通り方向を見た所、正面は相馬屋さん)

このわらだな坂の途中にある居酒屋「もん」さんは
わらだな寄席などでもお馴染みですが
何年か前にリニューアルされ綺麗なビルになっています。
外周りも瓦が埋め込まれた築地塀を使うなど凝った造り

店内は江戸時代の寺子屋の梁を移築したそうで趣があります。
1階~3階までがカウンター、テーブル席
掘りごたつ席とそれぞれが少しずつ違った形になっています。
今回は2階席へ・・・予約で半個室的なコーナー席に案内してもらいました。
照明はやや暗めで落ち着いた雰囲気です(2人の時はオススメの席)

ドリンクはビール、日本酒、焼酎、ワイン、果実酒、サワーと種類豊富
下は柚子酒と梅酒・・・だったと思います
このに濁り系のゆず酒が美味しいです。

お通しは秋刀魚と南瓜と厚揚げの炊き合わせ
これだけでもかなりボリューミー~

季節の料理ということで『もん風海鮮サラダ』
普通にイメージする海草たっぷりの海鮮サラダではなく
魚介類がかなりたっぷり入ったサラダ

『栗の唐揚げ』も注文してみました。
栗を半分に切って唐揚げにするという発想はなかなか凄いです
新食感でこれがちょっとハマります

『焼きおにぎり』は1個がかなり大きいので
〆に食べるにも1人だとかなりなボリューム

この他料理長オススメなどぐるなびのメニューが分かりやすくお値段も載っています。
全体的にリーズナブルで1品料理も充実していて
お店の方の対応も感じが良かったです



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以前も一度アップしたことのある飯田橋の「おけ以」さんです。
飯田橋駅を降り富士見町方面へ・・・元警察病院だった所(現在工事中)を右に曲がると
有名なラーメン店「大勝軒」さんや「青葉」さんが並ぶ通り、この2店舗の隣にお店があります。

「おけ以」さんの歴史は古く昭和29年(1954年)に神保町で創業されたのが始まりだとか
看板メニューはもちろん餃子!外はパリパリ中はジューシー
中の具には以外にもニンニクは入っていないそうで
癖の無いさっぱりした美味しさは何個でも食べられそうな味。

タンメンが人気なのでこの2つを頼む人が断然多いです。
夜は昼よりもメニューが少し増え「ニラレバ」なども評判
下味のついた唐揚げされたレバーとニラと炒めたものでこれが美味しいです

ビールと合うわ~~~というところですが
お酒は老酒や紹興酒などもあります。

機関銃の様に話が弾み注文を忘れていると店のオバチャンが
”炒飯作るけどどう?”と聞いてくれたので「カニチャーハン」を注文
タンメン&餃子が有名過ぎて陰に隠れているのかもしれませんが
個人的にはこの炒飯も抜群に美味しいかと・・・
玉子と蟹と2種類ありますがどちらもイケます
あっさり味のパラパラ炒飯!シンプルですが美味

全体的にお値段もとてもリーズナブル
夜は5時からですがすぐに行列ができてしまうので
早めがお勧め(LO20:30)日曜祝日と第3土曜がお休みです。



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記事はこのまま残しますが「レイサム」さんは閉店されました。

今年5月にオープンした「レイサム」さんは3丁目「炙屋小鉄」さんの姉妹店
炭火焼とワインのお店ということで先輩に教えてもらったお勧め!
場所は坂の途中、箸置やブリキのおもちゃが並んでいる「太陽堂陶器店」さんの角を曲がり
「竹子」さん等がある通り(「ラ・ロンダジル」さんもあった通りですが移転されるようです)
夜行くと道にネオンサインが浮かび上がる不思議な光景が・・・

この角の建物の2階が「レイサム」さん
ロシア料理の「ポーリュシュカ・ポーレ」さんの
奥の階段をトントンと上がるとお店の入り口
(以前は筑波屋という居酒屋さんだった所)
店内は広々としたカジュアルな雰囲気で気楽で入りやすいです。

落ち着くのは窓際の席
まずはビールということで生ビールはアサヒスーパードライ
Sサイズもあるので女性にも飲みやすい。

ワインはかなり種類豊富で棚にぎっしり
色々と迷うところですが・・・
店長さんが詳しく説明して下さるので好みを言って選んでもらうのも

各種ボトルがお得ですが本日のグラスワインもあります
料理メニューは炭火焼きの他に工夫をこらした創作料理などもお勧め

アトランダムに載せておきます。
「知ってる人は知ってるレバーパテ」(レバーの癖がなく美味)

「ゴーヤチャンプルから考えたフライ」

「炭火焼」

「燻製ししゃも焼き」

「ハイジも大好きとろ~りポテトのラクレット焼き」

飲み物はワインやビールの他にも焼酎や梅酒、日本酒も揃っています。
下は自家製サングリア

3200円~のお得なコースもあるので予約しておくとベストかもしれません(当日でもOKだそうです
店長さんやスタッフさんも皆、感じの良い方ばかりで心地よく飲めます。
一緒に行った友達も気に入ってこの後もまた違う人を連れて行ったとか
営業時間は夕方5時から夜1時まで(LOは夜12時)
日曜日は夜11時までで定休日は特に無いようですが不定休となってます。



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飯田橋西口を出て牛込橋を渡り外濠公園に向かう入り口にある
イタリアン・トラットリア・ダイニングPIZZA barcafe」さん。
神楽坂、飯田橋界隈はイタリアン、フレンチ、スペインバル
といったお店が多い中、こちらは桜の時期に特にお勧めのお店
店内一番奥の席からはお濠沿いの桜を見渡す事ができます
(席数が少ないので予約がベスト)

一見列車の窓から見る様なパノラマが綺麗
お花見の行帰りに寄るにも良い立地です。

メニューは石釜で焼くピッツァが売りのようでパスタやピッツァが中心

野菜のピクルス

春野菜のパスタ

飲み物はビールからワイン各種等々・・・  
   
店内はさほど広くありませんがカジュアルな感じで気軽に寄るには良いお店
分煙はされていませんので煙草を吸う方には気楽です。
禁煙席希望の方は少し辛いかも?



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このところ雨の日が多くなかなかパッとしたお天気が続きませんが・・・
神楽坂メインストリート中程3丁目、1階に「ブロンクス」さんのナカノビル
このビルの2階に炭火七輪焼き「炙り屋小鉄」さんが入っています。

店内は4人テーブルがメインで落ち着けるハイバックの椅子。
6人用テーブルもあり最大12人までOKだそうです。

カウンターもあります。

お料理は鶏等の炙り物中心ですが
まずはこちら自家製レバーパテ
クラッカー(ラスクの様な感じですが)の上にのせて頂きます。
これがなかなか美味しいです

そして飲み物はここにはお気に入りの「にごり酒」が・・・
「ビストロ・スマップ」でも紹介されたという「伊勢の白酒」(いせのしらき)

本来酒蔵でしか飲めなかったお酒だそうで
日本酒の醸造過程で発生する炭酸のスパークリングと
フレッシュな生酒の飲み口が美味の心地良いお酒です。

360mlのボトルのボトルのみ。
活性にごりなのでその場で開けて飲みきるという感じですね。

その他にも小鉄さんは焼酎や梅酒も充実
中でも「にごり芋」がお勧めだとか・・・

さて、肝心の炙り物は七厘で焼きます。

鶏がメインですが一夜干しや豚バラなどもあります。

薬味はこんな感じで・・・

沢山出てきますが、店員さんがその都度丁寧に説明してくれます。
評判通り店員さんの対応はなかなかの好印象!

こちらは黄レバーもちろん生で頂くものですが
生肉ダメな私は焼いて食べたらウニのような味わいで美味でした

つくねも美味しかったです。

野菜も食べないとダメだよね~ということで最後唯一注文したのが
・・・・・・・・・・コレ  そう、椎茸!(爆)

野菜じゃなくて~きのこじゃん!
ま、大まかなくくりで野菜ということで・・・(笑)

そんなこんなで楽しい炙屋小鉄さんは気軽に行ける良い店です。
かなり余談ですが、このナカノビルさん、昔はボタン屋さん(ボタン専門店)で
洋服と同じ生地を持って行くとその場で包みボタン等も作ってくれるという面白いお店でた。



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