不忍池の少し西側に佇む洋館、旧岩崎邸は明治29年(1896年)
三菱創設者、岩崎家の本邸として建てられたもので
17世紀英国ジャコビアン様式を基調にルネッサンスやイスラム風等の
モチーフも採り入れられた本格的な木造洋風建築です。
南側のベランダに立ち並ぶ列柱は1階がトスカナ式
2階がイオニア式の装飾が施されています。
ジャコビアン様式の意匠が美しい内部の階段やロビー
岩崎家の集まりの他、外国の貴賓などを招いて
パーティなどにも使われていたそうです。
洋館に結合された和館
江戸時代は越後藩、明治時代には舞鶴藩の
屋敷として使われて為、大名形式の庭も一部残されています。