京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




門前仲町(もんぜんなかまち)通称”もんなか”と呼ばれるエリアは今も江戸情緒が感じられる所
「富岡八幡宮」の別当「永代寺」の門前町であったことから町名が付いたようです。
「深川不動尊」などもあり多くの参拝客で賑わっています父と一緒に界隈を巡ってきました。
    
日本地図を作った伊能忠敬も出発の都度に富岡八幡宮に参詣していたそうで
この地から測量に出かけて行ったということで境内に銅像が建っています。
深川の八幡様として親しまれる富岡八幡宮は江戸最大の八幡様
江戸時代に天下泰平国土安泰を祈願し町衆が奉納した銅造水盤

日本一大きな御神輿があります。ものすごい大きさ!豪華絢爛一見の価値アリ?
江戸時代に紀伊国屋文左衛門が奉納した三基の豪華な神輿があったそうですが
関東大震災で焼けてしまい、復活を願い平成になって作られたとか・・・
飾りの鳳凰や狛犬の芽には玉眼ならぬダイヤモンドが埋め込まれています
  
江戸勧進相撲発祥の地として有名で貞享元(1684)年~天保4年(1833)の約150年間
境内で勧進相撲が行われたことを記念して建てられた横綱力士碑

20tもある巨大な石碑、裏に回ると歴代の横綱の名前が刻まれています。
  
富岡八幡宮の境内を出てすぐに見えてくるのが「深川不動尊」(ふかがわふどうそん)
成田山新勝寺の東京別院で元禄16年に成田山不動の出開帳をしたのが始まり

お不動さん前の参道の仲見世には和雑貨や和菓子などのお店が並ぶ
縁日が開かれる毎月1日15日・28日は沢山の人で賑わうようです。
   
本堂は中に入ってお詣りすることができます(内部はかなり近代的な造り)
護摩木を炊いた祈祷なども行われています。
  
色々なおみくじがあり、天然貴石幸福みくじをすると7つの貴石の中から
当たったのは翡翠(ニュージェイド)心身健康・長寿延命・・・まずまずなのかぁ~?
芸能関係や水商売の方の参拝も多く、ご利益があるようです。
   
少し歩いた所にある「霊巖寺」では梅がちらほら咲きはじめていました。

京都の六地蔵に倣って作られた江戸六地蔵の1つ、第五番目に作られたという
大きなお地蔵様が建っています。
  
門前仲町というだけあり門前町らしいお江戸の雰囲気が何処かしこに残り
ちょいと散策するには楽しい所です



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