四条大橋詰に建つ「東華菜館」さんは大正時代ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計により
建てられたスニッシュ・バロック様式の洋館で、日本最古のエレベーターがあることでも知られています。
鴨川沿いから見る建物も立派ですが四条通側入口のテラコッタのファサードが見事。
大正15年の建築当初は西洋料理店だったようですが太平洋戦争により
営業できなくなり、戦後に北京料理店「東華菜館」が誕生したそうです。
国の有形登録文化財指定を受けている建物は内部も見事で
日本最古の現役エレベーターは懐かしい蛇腹の開閉式
入口がL字型に2方向ある珍しい形をしています。
ドアマンさんが最上階まで案内してくれました。
最上階はテラス席と室内席に分かれ、外から見ると緑色のシェードと提灯が
かかっている所がテラス席です。
眺めがよくて最高~
ランチはコースもありますが好きな物をチョイスしたいので単品オーダー
個人的にはイチオシの「前菜盛り合わせ」、クラゲの酢の物、鶏の蒸し物
焼豚、イカの蒸し物、干魚の揚げ物、セロリの付け合せと種類豊富でどれも美味しい!
お店一番人気の「春巻」は豚肉と野菜の玉子巻き揚げで
普通の春巻きよりも皮が柔らかくサクサクした美味しさ。
お茶は温かいジャスミンティーが用意されますがメニューには
黒烏龍茶も・・・・ シャキシャキレタスの「海鮮肉みそレタス包み」
主食類は麺類は無く餃子かチャーハンになります。
今回はオーダーしませんでしたが餃子は焼き・蒸し・水とあり
普通の餃子よりもやや大きめでボリュームたっぷり~
他のフロアもお客様がいない階を見せて頂きました。重厚感ありありです。
待合いコーナーの家具や調度品もすごいです。
各階ごとに床や天井の趣が違い、小さく仕切られた個室もありました。
6月~8月昼の川床はなしですが夜は賑わいます。