貞観18年(876年)、疫病除け祈願の際に祇園東北に清き所ありという神託を受けて創建された粟田神社
10月6日から粟田祭の行事が行われています。
神輿の先導を務め悪霊を鎮める剣鉾は町内に18基が保存され、祭期間中各家々に飾られます。
それぞれに見事な細工が施された剣鉾の神額とよばれる錺(かざり)、見送りなども展示されます。
応仁の乱の際に祇園会が中止された時は粟田祭がその代わりをしたとも伝わるとか・・・
ハナミズキの紅葉が始まった三条通、剣鉾や神輿は青蓮院門跡を通り知恩院黒門前にある
瓜生石(うりゅうせき)まで行き順拝し”けいれん”とよばれる神事を執り行います。