越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

スジグロカバマダラ(筋黒樺斑)

2016-10-29 05:58:11 | 蝶・蛾・トンボ
【スジグロカバマダラ(筋黒樺斑)】
昆虫   : チョウ目(鱗翅目) マダラチョウ科
前翅長  : 35~43mm
分布   : 宮古諸島以南
時期   : 多化性、1年中
名前の由来: ガマ(蒲)の穂に似た赤みのふかい黄赤色である樺(カバ)色で、筋が黒く、斑(マダラ)模様のある蝶という意味で命名されました。


多化性で、宮古諸島以南ではほぼ1年中、海岸沿いの林から山地などで見られるマダラチョウの仲間です。
翅の裏側と表側は樺(カバ)色の地に、黒縁があり、前翅の先端に白い斑模様が見られますが、筋が黒いのが特徴です。
林縁をゆるやかに飛び、時には風に乗って本土に迷い込むことも知られています。
幼虫は、ガガイモ科植物(リュウキュウガシワなど)を食べます。


◎2011年6月5日  石川県ふれあい昆虫館にて  写真6枚
雄・・・後ろ翅の中央部に黒く縁取られた白い斑点がありますが、これが性標で、この固体はオスです。






雌・・・後ろ翅の中央部に黒く縁取られた白い斑点がありません。




左が雄、右が雌です
コメント
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