越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

チャマダラセセリ(茶斑挵)

2021-05-21 18:15:56 | 蝶・蛾・トンボ
【チャマダラセセリ(茶斑挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ上科 セセリチョウ科
時 期 : 4~8月 早春と夏の2回発生
大きさ : 成虫の前翅長は 14mm
分布  : 北海道・本州・四国
珍しさ : 普通 ★★★★★ 珍しい
絶滅危惧ⅠB類

茶褐色~黒色の小型のセセリチョウ。
前翅先端は鋭角的で、とくに雄ではそこに香鱗を持ち先端が反りかえる。
前翅中央部と、細かい毛が生えた翅外縁には白斑が多く付き、斑模様となる。
この白斑は春型で顕著となり、2回目以降発生個体では薄くなる。
触角はセセリチョウでは一般的なかぎ状だが、先端は鋭角的にならない。
幼虫の食草はバラ科のミツバツチグリ・キジムシロなど、越冬態は蛹。
成虫は4~8月にかけて年2回の発生だが、北海道では初夏に1回だけ、暖地では3回発生し9月ごろまでいる。
山地草原や耕作地などを棲みかとし、あまり活発には飛ばないでよくとまる。
花のほか湿地や汚物にも来る。

◎2021年5月6日 岐阜県にて 写真16枚

メス・・・産卵中






























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021 シロチドリ① | トップ | 2021 ウスバシロチョウ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

蝶・蛾・トンボ」カテゴリの最新記事