【常願寺川の大転石】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑲)
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◎常願寺川の大転石(立山道の石仏とビューポイント巡り⑲) 富山県 写真17枚
湯川と真川の合流点近くの大石・・・大きさは人と比較してください
大石がゴロゴロと転がっています。
真川の花崗岩の大石群
常願寺川の河原の大石
西大森の大転石、大場の大転石、西の番の大転石(三か所)などがあります
常願寺川扇状地には、直径約4m〜7m、重量約100t〜600tの巨石が40数個分布しているといいます。
これらの巨石は、安政5年2月26日(1858年4月9日)の未明に発生した「安政の飛越地震」(M6.8)の大地震の後の鉄砲水によって流されたものです。
西大森の大転石・・・高さ7.2m、周り約32.4mあると言われる(大部分が土に埋まれており、一部が地上に露出しています)。
かつては、真川・湯川合流点にあり、1回目の洪水で横江地先まで転がり下り、さらに2回目の洪水で現在地まで移動したそうです。
この石によって水勢が変わって西に走り、西大森から下流の右岸側の被害を少なくしたと言われ、村民はこの石の恵みに感謝し、碑を建て、護岸の神として祭るようになったそうです。
石碑部分・・・台座の石と石碑は他の場所から持ってきた石です。
大場の大転石・・・直径6.6m、推定質量400tの花崗閃緑岩の大転石。
西の番の大転石①・・・道路わきにあります
西の番の大転石②・・・道路わきの大転石と常願寺川の間の墓地の脇にあります。洪水で流されてた遺骸がこの地に淀んだため、西番住民が供養したと伝わっている。
西の番の大転石③・・・富山霊園(西番霊園)の中にあります。
立山カルデラシリーズ 終わりです。
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