【シジミチョウ科の仲間たち(2)】
☆シジミチョウ科の仲間たち(1) 11種 ウラギンシジミ亜科、アシナガシジミ亜科、シジミチョウ亜科
☆シジミチョウ科の仲間たち(2) 11種 シジミチョウ亜科
☆シジミチョウ科の仲間たち(3) 18種 ミドリシジミ類 ゼフィルス(日本には25種が存在しています)
◎2024年5月1日 編集 11種類・・・シジミチョウ亜科(11)
☆シルビアシジミ(シルビア小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧ⅠB類★★★★☆。 オスの翅の表面は、青色。メスは、褐色か、濃い青がわずかに入ります。普通に産する近似種のヤマトシジミとは、前ばねの裏面の中室内に黒点のないこと。
☆ルリシジミ(瑠璃小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。★☆☆☆☆。林の周囲をせわしなく飛ぶ、白っぽいシジミチョウで翅の表面は水色~明るい青紫色です。地面で吸水したり、花で吸蜜することが多い。
☆スギタニルリシジミ(杉谷瑠璃小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。★★★☆☆。早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。翅の表側は、オスではやや暗い紫青色で、狭い外縁の黒帯がありますが、メスでは、少し輝く紫青色です。
☆ツバメシジミ(燕小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。★☆☆☆☆。後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名がついた。後翅裏面には、オレンジ色の紋を持つ。翅の表はオスが青紫色、メスが黒色。
☆クロツバメシジミ(黒燕小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。表は黒褐色で後翅の亜外縁に弦月形の青白斑列があります。裏の地色は淡黄褐色または灰白色で、数本の黒点列が並び、後翅の肛角部分付近に赤斑が現れます。後翅の翅脈端には短い尾状突起がある。
☆ゴマシジミ(胡麻小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類★★★★☆。翅表は黒褐色で,前後翅ともに外縁部を除き青藍色を帯びることが多いが、その広さは変異が著しい。裏面は褐色ないし灰白色地に黒色小斑があるが、変異が多く、地色が濃色のものは黒色斑の周囲が淡色になる。
☆オオゴマシジミ(大胡麻小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。準絶滅危惧★★★★☆。ヒメシジミの仲間で、翅表は灰色地に水色の光沢があり、前翅にはさらに黒斑が散在する。翅裏は一般的な灰色地に多くの黒斑というスタイル。
☆オオルリシジミ(大瑠璃小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧ⅠA類★★★★☆。翅裏は灰色地で大きい黒斑が外縁に沿って並び、後翅にはさらにオレンジ色の斑紋が加わる。尾状突起はない。
☆ヒメシジミ(姫小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。オスは、翅の表面が青色で、翅の裏面は灰色地に黒紋があり、外縁沿いに黒紋にはさまれた赤色紋が並ぶ。メスは、翅の表面が黒褐色で、縁に沿って細い赤色帯がある。
☆ミヤマシジミ(深山小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧ⅠB類★★★☆☆。雄の翅表は紫の強い青紫色、雌は暗褐色で後翅に橙色斑がある。翅裏は灰色で、外周に沿ってオレンジの帯が入る。幼虫はコマツナギのみの単食性。
☆アサマシジミ(浅間小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ種★★★★☆。翅裏は灰色で、外縁に沿ってオレンジ色の帯がある。ヒメシジミやミヤマシジミとよく似ているが、この2種の雄の翅表にある青色はやや紫がかる。
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