越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

珍しい鳥の仲間たち(4)

2025-02-11 09:31:42 | 珍しい鳥の仲間たち

【珍しい鳥の仲間たち(4)】

石川、富山で撮影した過去の写真から「珍しい鳥(私的評価)」の野鳥をピックアップしてみました。

 ☆珍しい鳥の仲間たち(1) キジ目、カモ目、カイツブリ目、ミズナギドリ目、ペリカン目、ツル目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(2) チドリ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(3) チドリ目、タカ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(4) スズメ目、ブッポウソウ目、キツツキ目

◎2024年12月31日 再編集 22種 ・・・カササギ、コヨシキリ、セッカ、ニシオジロビタキ、シロハラホオジロ の5種を追加しました。

◎2018年6月23日 編集 17種・・・ヤツガシラ、アリスイ、チゴモズ、オオカラモズ、キマユムシクイ、ギンムクドリ、シベリアムクドリ、カラアカハラ、ノハラツグミ、シマゴマ、サバクヒタキ、フーチェンアオヒタキ、イワミセキレイ、オオマシコ、コベニヒワ、ユキホオジロ、シベリアジュリン。

ヤツガシラ・・・大きな冠羽があるのが和名の由来です。旅鳥として春と秋に渡来しますが数が少ない。ブッポウソウ目 ヤツガシラ科 ヤツガシラ属。P431


アリスイ・・・北海道、本州北部では夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)、本州中部以西では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。古代の鳥の様なアリスイです。キツツキ目 キツツキ科 アリスイ属。P440

チゴモズ・・・数少ない夏鳥として本州北・中部の平地から山地に渡来する。スズメ目  モズ科 モズ属。P480

オオカラモズ・・・数少ない冬鳥または旅鳥。オオモズより大きくて尾は長い、日本産モズ類で最大です。スズメ目 モズ科 モズ属。P487

カササギ・・・黒と白の尾の長いカラス。雌雄同色で、頭部から背以下の上面、あごから胸、尻から下尾筒、すねは黒色。初列風切は白く、羽縁は黒い。肩羽と腹も白色です。スズメ目 カラス科 カササギ属。P493

キマユムシクイ・・・数少ない旅鳥として主に日本海側や南西諸島の記録が多い。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属。P549

コヨシキリ・・・背面は淡褐色、腹面は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は白く明瞭で、眉班の上部に黒い筋模様が入る。嘴の基部から眼を通り後頭へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。スズメ目 ヨシキリ科 ヨシキリ属。P568

セッカ・・・成鳥夏羽は頭の上が褐色で、体の上面は黄褐色に黒褐色の縦斑、体下面は淡い黄褐色である。尾羽は黒褐色で先端が白い。冬羽は頭の上も黄褐色に黒褐色の縦斑となる。雌雄同色ですが雄は会合線や口角や口内が雄は黒く、雌は上嘴が黒褐色で、下嘴は淡褐色で口内は黒くならない(右上小窓 メス)。スズメ目 セッカ科 セッカ属。P574

ギンムクドリ・・・数少ない旅鳥または冬鳥。成鳥雄は頭部が淡い褐色で白っぽく見え、雌は全体的に淡色。スズメ目 ムクドリ科 ムクドリ属。P580

シベリアムクドリ・・・数少ない旅鳥。雄は頭部から後頸、腮以下の体下面が灰色で、後頭に紫色光沢のある黒斑がある。スズメ目 ムクドリ科 コムクドリ属。P582

カラアカハラ・・・数少ない旅鳥として主に日本海側や南西諸島の記録が多い。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属。P593

ノハラツグミ・・・日本ではまれな迷鳥である。腮から体下面は白色で、黒褐色の斑があり、側胸から胸、脇は橙褐色みがあります。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属。P604


シマゴマ・・・数少ない旅鳥または冬鳥として主に日本海側に多く渡来する。春に記録されるが数は少なく、主に日本海側で観察されている。スズメ目 ヒタキ科 ノゴマ属。P617

サバクヒタキ・・・日本へはまれな旅鳥または冬鳥。頭上から背中は赤みを帯びた淡褐色で、下面は白い。スズメ目 ヒタキ科 サバクヒタキ属。P631

ニシオジロビタキ・・・雄は頭頂から体上面はオリーブ褐色、腰から上尾筒はオリーブ褐色、最長上尾筒は黒色で、尾は黒色で外側尾羽基部は白い。腮から喉は橙色で上胸まで達している(左下小窓 メス)。スズメ目 ヒタキ科 キビタキ属。P645

フーキェンアオヒタキ・・・日本初上陸の珍鳥で、地元の新聞にも掲載されましたスズメ目 ヒタキ科 アオヒタキ属。P649

イワミセキレイ・・・数少ない旅鳥または冬鳥として渡来する。北海道から九州の日本海側。スズメ目 セキレイ科 イワミセキレイ属。P656

オオマシコ・・・冬鳥として主に本州の平地から山地の林、低木林、草地などに渡来する(左上小窓 メス)。スズメ目 アトリ科 オオマシコ属。P678

コベニヒワ・・・稀な冬鳥として北海道や本州や佐渡で記録があります。ベニヒワに混じって渡来する。スズメ目 アトリ科 マヒワ属。P685

ユキホオジロ・・・日本へは冬鳥として主に北海道に渡来しますが、数は多くないようです。スズメ目 ツメナガホオジロ科 ユキホオジロ属。P694

シロハラホオジロ・・・頭部は黒く、頭央線、眉斑、頬線は白色でのどの下が黒いのが特徴で、また正面から見て黒地に「大」の字が特徴です(左下小窓 メス)。 スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属。P703

シベリアジュリン・・・数少ない旅鳥または冬鳥として渡来する。オオジュリンに似るが背中に赤味が少なくて白っぽく、脇胸の縦斑が無い。スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属。P716

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珍しい鳥の仲間たち(3)

2025-02-11 09:29:19 | 珍しい鳥の仲間たち

【珍しい鳥の仲間たち(3)】

石川、富山で撮影した過去の写真から「珍しい鳥(私的評価)」の野鳥をピックアップしてみました。

 ☆珍しい鳥の仲間たち(1) キジ目、カモ目、カイツブリ目、ミズナギドリ目、ペリカン目、ツル目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(2) チドリ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(3) チドリ目、タカ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(4) スズメ目、ブッポウソウ目、キツツキ目

◎2024年12月31日 再編集18種・・・エリマキシギ、アカエリヒレアシシギ、ワシカモメ、ハシブトアジサシ、オニアジサシ、アジサシ、ハジロクロハラアジサシ、オジロワシ、オオワシ、ハイイロチュウヒ、ケアシノスリ、クマタカ の12種を追加しました。

◎2021年12月22日 編集6種・・・サルハマシギ、ヘラサギ、ツバメチドリ、カンムリウミスズメ、ウトウ、オオノスリ。

サルハマシギ・・・旅鳥として少数が干潟、水田、河口などに渡来する。シベリア北部で繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリアに渡って越冬する。チドリ目 シギ科 オバシギ属。P285

ヘラシギ・・・世界的稀少種で推定個体数1000羽以下で、稀な旅鳥として渡来する。へら状の嘴が大きな特徴です。チドリ目 シギ科 ヘラシギ属。P289

エリマキシギ・・・雄の夏羽では目の上から耳状の飾り羽、くびからは、えりまき状の飾り羽を生じるが、その色は白色・青黒色も黒の横じま・灰黒色・白地に黒の横じま・など多様であるが、日本では雄の完全な夏羽は稀です。冬羽では雌雄とも、頭は淡褐色で黒い縦斑があり、体の上面の軸斑は黒く、羽縁が灰色、顔から胸は淡灰褐色で、腹部は白い。チドリ目 シギ科 エリマキシギ属。P290

アカエリヒレアシシギ・・・夏羽では首が赤色になるので赤襟鰭足鷸(アカエリヒレアシシギ)と呼ばれています。冬羽は背側が灰色です。チドリ目 シギ科 ヒレアシシギ属。P295

ツバメチドリ・・・旅鳥又は夏鳥として農耕地、埋立地、干潟、草地などに渡来します。チドリ目 ツバメチドリ科 ツバメチドリ属。P300

ワシカモメ・・・背や翼の上面は、青灰色、初列風切も灰色。頭部から胸にかけては白色である。嘴は黄色で他のカモメ類と比べると大きく、下嘴の先端がややふくらんでおり赤い斑がある。 チドリ目 カモメ科 カモメ属。P328

ハシブトアジサシ・・・夏羽は頭上が黒く、体の上面は淡い灰色、体の下面は白色である。冬羽では頭上も白色になるが、眼の後方にわずかに斑状に黒色部が残る。他のアジサシ類と比べると嘴が太く、足が長めであることが特徴である。チドリ目 カモメ科 ハシブトアジサシ属。P337

オニアジサシ・・・夏羽は頭上が黒く、体の上面は淡い灰色、体の下面は白色である。尾は灰色で尾羽の切れ込みは浅い。冬羽では、頭上に白色の羽が混じるため、白黒のまだら模様(ごま塩状)になる。嘴の色は赤色で、太く長い。チドリ目 カモメ科 アジサシ属。P338

アジサシ・・・くちばしはまっすぐで黒い。雌雄同色であり、頭、足、翼の先も黒く、のどと胸が白、他の体の部分はうすい灰色。幼鳥には背中や肩、三列風切羽に褐色味が入ります。また嘴基部が赤色となっています。チドリ目 カモメ科 アジサシ属。P348

ハジロクロハラアジサシ・・・成鳥夏羽は頭、胸、背中、お腹は黒く、翼下面の雨覆も黒いです。翼上面の雨覆は白く、角度や状況によっては白銀色に見えます。腰から尾羽は白く、尾は浅い燕尾形です。チドリ目 カモメ科 クロハラアジサシ属。P352

カンムリウミスズメ・・・留鳥として全国の海域に生息する。冬は本州中部以南に多い。ウミスズメ類では最も南で繁殖しています。チドリ目 ウミスズメ科 ウミスズメ属。P369

ウトウ・・・北海道で知られている。日本でも北海道の天売島、大黒島、渡島小島、岩手県の椿島、宮城県の足島などで繁殖する(写真は富山県)。チドリ目 ウミスズメ科 ウトウ属。P373

オジロワシ・・・全身が褐色で、尾は若鳥では褐色で、年を経るにしたがって白くなります。オオワシと比べると、ひと回り小さく、くちばしと足の色も薄い。タカ目 タカ科 オジロワシ属。P382

オオワシ・・・日本のワシ、タカ類の中で最も大きい。尾羽が矢羽として珍重されたことなどから、数が減りました。オジロワシよりもくちばしが大きくて、黄色もいっそう鮮やかです。タカ目 タカ科 オジロワシ属。P384

ハイイロチュウヒ・・・雄の体色は雌とは異なり、頭部と上面と尾が明るい灰色で、胸と腹は白く、上尾筒も白く、翼の初列風切の外側6枚は黒い。雌や幼鳥は頭部や体の下面は淡褐色の地に黒褐色の縦斑があります。タカ目 タカ科 チュウヒ属。P392

ケアシノスリ・・・雌雄ほぼ同色で全体が白っぽく見えます。成鳥は喉から胸にかけて黒褐色の斑があり、腹から脇も黒褐色で白い斑があります。雄成鳥では尾は白く、黒褐色の横帯は2~4本、雌は普通1本あります。タカ目 タカ科 ノスリ属。P410

オオノスリ・・・冬鳥として主に西日本に稀に渡来する。脚の付け根から脛に掛けて暗褐色の羽毛があるのが特徴。タカ目 タカ科 ノスリ属。P412

クマタカ・・・成鳥は額から顔、頭頂にかけて黒褐色で、後頭には冠羽があります。淡褐色で黒褐色の斑がある。虹彩は橙色です。翼の幅は広くて、先は指状に開き、後縁にはふくらみがあります。タカ目 タカ科 クマタカ属。P418

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珍しい鳥の仲間たち(2)

2025-02-11 09:26:47 | 珍しい鳥の仲間たち

【珍しい鳥の仲間たち(2)】

石川、富山で撮影した過去の写真から「珍しい鳥(私的評価)」の野鳥をピックアップしてみました。

 ☆珍しい鳥の仲間たち(1) キジ目、カモ目、カイツブリ目、ミズナギドリ目、ペリカン目、ツル目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(2) チドリ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(3) チドリ目、タカ目

 ☆珍しい鳥の仲間たち(4) スズメ目、ブッポウソウ目、キツツキ目

◎2024年12月31日 再編集16種・・・ソリハシセイタカシギ、ヤマシギ、アオシギ、オオジシギ、チュウジシギ、コシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、アカアシシギ、コアオアシシギ、カラフトアオアシシギ、オオキアシシギ、オジロトウネン の13種を追加しました。

◎2021年12月22日 編集3種・・・ミズカキチドリ、オオメダイチドリ、オオチドリ。

ミズカキチドリ・・・迷い鳥っとして稀に飛来。ハジロコチドリに酷似するが過眼線が口角に達していない。チドリ目 チドリ科 チドリ属。P228

オオメダイチドリ・・・旅鳥として干潟、砂浜、河口に渡来し、九州以南では少数が越冬します。チドリ目 チドリ科 チドリ属。P233

オオチドリ・・・数少ない旅鳥として渡来する。幼鳥は冬羽に似ていますが、上面の淡バフ色の羽緑が顕著です(左下小窓 メス)。チドリ目 チドリ科 チドリ属。P234

ソリハシセイタカシギ・・・上に反った黒い嘴が特徴的です。顔上部から後頸、肩羽、雨覆の一部、初列風切の一部が黒く、他の部分は白い。チドリ目 セイタカシギ科 ソリハシセイタカシギ属。P237

ヤマシギ・・・首と尾は短く、足も他のシギにくらべて短い。からだの羽毛は灰色、黒、赤褐色などの細かいまだらもようで、じっとしていれば見つけにくく、さらに夜行性でもありなかなか人目につきにくい。チドリ目 シギ科 ヤマシギ属。P239

アオシギ・・・全体の斑紋は他のタシギより細かく密なため暗色に見えます。頭部や体の上面の縦斑は黄白色ではなく白い。背や翼は青灰色を帯び、下雨覆には一面に斑紋があります。チドリ目 シギ科 タシギ属。P242

オオジシギ・・・眼上部から後頭にかけて眉状に淡黄色の筋模様(眉斑)が入ります。上面や胸部を被う羽毛には羽軸に沿って暗褐色と赤褐色の斑紋(軸斑)が入り、羽毛の外縁(羽縁)は淡褐色。チドリ目 シギ科 タシギ属。P243

チュウジシギ・・・タシギより少し大きくて少し淡色に見えます。次列風切先端に白線はあまり目立ちません。春の羽衣(夏羽)はバフ色が強く、秋は暗色に見えます。チドリ目 シギ科 タシギ属。P245

コシャクシギ・・・頭頂は褐色で、バブ色の頭央線がある。黒褐色の過眼線は、眼先では不明瞭で淡色。頸から胸に褐色縦斑があり、脇は横斑状、体下は白っぽい。チドリ目 シギ科 ダイシャクシギ属。P253

ダイシャクシギ・・・長い脚とくちばしが特徴で、頭から翼までの羽毛は褐色の細かいまだらもよう。外見や生態はホウロクシギとよく似ているが、羽をひろげれば後半身が白っぽいので区別できる。チドリ目 シギ科 ダイシャクシギ属。P253

ホウロクシギ・・・雌雄同色で、ダイシャクシギに似ていますが、くちばしはより長く、全体に褐色みが強く、顔から腹に黒褐色の縦斑が密にあります。脇は横斑状で、上面は黒褐色の軸斑に淡橙色や淡褐色の斑があります。チドリ目 シギ科 ダイシャクシギ属。P257

アカアシシギ・・・夏羽は、頭上が暗褐色で、背は暗褐色に黄褐色の斑が散らばっている。腰は白色で、尾は白く、黒褐色の横帯が多数あり、下面は白色で、黒褐色の縦斑がある。嘴は黒く、下嘴基部は朱色で、脚は鮮やかな朱色。チドリ目 シギ科 クサシギ属。P259

コアオアシシギ・・・成鳥夏羽は頭部から胸までは淡青灰色で、細かい黒斑がはいる。背は灰褐色で、体の下面は白色である。嘴は黒く、足は黄緑色で細長い(左下小窓 大きい方がアオアシシギ)。チドリ目 シギ科 クサシギ属。P260

カラフトアオアシシギ・・・世界的に希少種で、絶滅が危惧されています。推定個体数は500~1000羽程度。雌雄同色で、アオアシシギに似ていますが、嘴の基部がやや太めで、嘴の色彩は黒く、基部は黄緑がかり、若干上に反っています(右下小窓 小さい方がソリハシシギ)。チドリ目 シギ科 クサシギ属。P262

オオキアシシギ・・・アラスカ南部からカナダ、アメリカ北部で繁殖し、冬期には中央アメリカ、南アメリカに渡りをおこない越冬する。夏羽は、頭部から頸、胸、体の上面は、白地に黒い縦斑が密に入る。体の下面は白く、脇に黒い横斑がある。チドリ目 シギ科 クサシギ属。P263

オジロトウネン・・・トウネンと似ていますが、脚が黄色なのでトウネンと見分けられます。嘴は黒っぽいが基部は淡色味を帯びる。チドリ目 シギ科 オバシギ属。P279

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珍しい鳥の仲間たち(1)

2025-02-11 09:24:04 | 珍しい鳥の仲間たち

【珍しい鳥の仲間たち(1)】

石川、富山で撮影した過去の写真から「珍しい鳥(私的評価)」の野鳥をピックアップしてみました。

 ☆珍しい鳥の仲間たち(1) キジ目、カモ目、カイツブリ目、ミズナギドリ目、ペリカン目、ツル目  P010~P188

 ☆珍しい鳥の仲間たち(2) チドリ目                              P189~P279

 ☆珍しい鳥の仲間たち(3) チドリ目、タカ目                          P280~P430

 ☆珍しい鳥の仲間たち(4) スズメ目、ブッポウソウ目、キツツキ目                P431~P726

◎2024年12月31日 再編集 25種 ・・・ヤマドリ、コクガン、ビロードキンクロ、クロガモ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、オオミズナギドリ、サンカノゴイ、ミゾゴイ、アカガシラサギ、ムラサキサギ、カラシラサギ、ソデグロヅル の14種を追加しました。

◎2021年12月22日 編集 11種 ・・・ハイイロガン、カリガネ、ヒメシジュウカラガン、シマアジ、メジロガモ、コウライアイサ、ブロンズトキ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、タンチョウ、アネハヅル。

ヤマドリ・・・雄の尾はキジよりも長い。眼のまわりは赤い皮膚がむき出しになっている。身が赤褐色で尾は長く、灰白色で黒と赤褐色の横帯があります。眼の周囲は赤い皮膚が裸出しています。羽の一枚一枚はとても美しい(左上小窓 メス)。キジ目 キジ科 ヤマドリ属。P020

ハイイロガン・・・冬鳥として稀に渡来する。翼上面と脇と腹には淡色の横斑があり、下腹から下尾筒は白い。腰は灰色。嘴と足はピンク色で、嘴は体に比べて大きい。カモ目 カモ科 マガン属。P030

カリガネ・・・日本には冬季に越冬のために少数飛来する冬鳥、マガンやヒシクイの群れにいて、行動をともにしている例が多い。カモ目 カモ科 マガン属。P031

コクガン・・・海岸で暮らす唯一のガンで、夜間も海上で休みます。アマモやアオサなどの海草を食べ、上半身を水に入れ逆立ちしたりします。ガン類の中では体が小さく、首も短い。白い首輪模様は幼鳥にはありません。カモ目 カモ科 コクガン属。P35

ヒメシジュウカラガン・・・冬鳥(まれな旅鳥)として湖沼、河川、内湾などに渡来する。シジュウカラガンに似るが、体長が一回り小さく、首に白い輪がない(左上小窓 下枠がシジュウカラガン)。カモ目 カモ科 コクガン属。P038

シマアジ・・・旅鳥として春と秋に渡来しますが、数は少ない。日本よりさらに南下するため、厳寒期にはいなくなります(左上小窓 メス)。カモ目 カモ科 マガモ属。P057

メジロガモ・・・迷鳥として渡来する。飛翔中は翼に白帯がでます。特徴としては目が白いことです。カモ目 カモ科 スズガモ属。P067

ビロードキンクロ・・・冬鳥として渡来。オスは全身が黒く、眼の下に白い三日月斑があ。メスは全身が黒褐色(左下小窓 真ん中)。カモ目 カモ科 ビロードキンクロ属。P076

クロガモ・・・雄はその名の通り全身が黒い、上嘴基部の黄色いコブが目立ちます。雌は全身が黒褐色で、頬から前頸にかけては白っぽい。嘴は黒っぽい。カモ目 カモ科 ビロードキンクロ属。P077

コウライアイサ・・・日本には、まれな冬鳥として本州中部以西に渡来し、河川、湖沼、池、などに生息する。カモ目 カモ科 ウミアイサ属。P085

アカエリカイツブリ・・・アカエリは、夏、首の部分が赤褐色になるところからのネーミングで、冬場は全身が暗い褐色です。カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属。P087

ミミカイツブリ・・・冬鳥として渡来。冬羽では目の後の飾り羽がなく、顎から横頸が白くなり、目の位置から上下で白茶がはっきり別れる。喉から下は白い。嘴は鉛色。カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属 。P089

ハジロカイツブリ・・・夏羽は全体が黒っぽく、脇(わき)が赤褐色です。目は赤色で、目の後方に金色の飾り羽が出ます。冬羽は上面が黒褐色で、下面は白っぽい。カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属。P090

オオミズナギドリ・・・日本最大のミズナギドリで、海上に普通見られる。春先に日本近海の無人島に渡来し、晩秋にかけて繁殖します。海面を低く飛び、イカや魚を見つけるとまいおります。ミズナギドリ目 ミズナギドリ科 オオミズナギドリ属。P121

サンカノゴイ・・・全身淡いバフ色と黒褐色のまだら模様。頭頂と頸線は黒褐色で、上面は黒褐色の縦斑と虫食い斑があります。ペリカン目 サギ科 サンカノゴイ属 。P155

ミゾゴイ・・・ 頭部の羽衣は濃赤褐色や黒褐色で、上面の羽衣は暗赤褐色、体下面の羽衣は淡褐色。喉には細く黒い縦縞が入り、下面中央部には赤褐色の縦縞が入ります。ペリカン目  サギ科 ミゾゴイ属。P160

アカガシラサギ・・・ 冬羽は胸から頭の赤みがなくなります。幼鳥がホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)にやや似ています。夏羽:頭と首は赤褐色で、背は灰色。翼と尾は白色。嘴は黄色で先端の3分の1くらいは黒色です。ペリカン目 サギ科 アカガシラサギ属。P165

ムラサキサギ・・・ 頭頂から後頭は黒い羽毛で被われ、後頭の羽毛2枚が伸長(冠羽)する。顔や頸部、胸部は褐色の羽毛で被われ、顔から頸部にかけて黒い筋模様が入る。頸部上面や胴体上面は灰黒色の羽毛で被われる。ペリカン目 サギ科 アオサギ属。P169

カラシラサギ・・・ 足が黄色く冠羽が有るのでコサギに似るがやや大きく、日本にやってくる時期の夏羽では嘴が黄色いので嘴の黒いコサギとの識別は容易です。ただし、嘴の黄色いコサギの幼鳥と酷似しているので繁殖期は識別に注意を要します。ペリカン目 サギ科 コサギ属。P175

ブロンズトキ・・・迷鳥として渡来の記録あり。石川県から富山県へ。ペリカン目 トキ科 ブロンズトキ属。P179

ヘラサギ・・・数少ない冬鳥または旅鳥として渡来する。全身の羽毛が白く、夏羽では喉や胸が黄色みを帯び、後頭部に黄色の冠羽があらわれます。ペリカン目 トキ科 ヘラサギ属。P180

クロツラヘラサギ・・・数少ない冬鳥または旅鳥として渡来する。ヘラサギに似ていますが、眼先の裸出部は広く眼が埋もれたように見えます。ペリカン目 トキ科 ヘラサギ族。P181

ソデグロヅル・・・ ソデグロヅルは体全体が白色をしているが、名前の通り初列風切と初列雨覆は黒い。静止時は初列風切、雨覆などの黒い部分が隠れて全身が白く見える。ツル目 ツル科 ツル属。P182

タンチョウ・・・北海道の釧路湿原で知られている。幼鳥は頭部・くび・背・雨覆が茶褐色で、次列風切および三列風切は黒褐色です(右中小窓 幼鳥)。ツル目 ツル科 ツル属。P185

アネハヅル・・・迷鳥として渡来する。夏はモンゴル以西の中央アジアに生息し、冬はインドやアフリカ中央部などで過ごす渡り鳥です。ツル目 ツル科 アネハヅル属。P188

 

 

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コイカルの羽根

2025-02-11 07:19:52 | 野鳥

【コイカルの羽根】

太く黄色い嘴を持つなどイカルと似ているが、一回り小さい。

 ☆コイカル(小斑鳩) ベース

 ☆コイカルのメス 2024年12月30日

◎2024年12月30日    写真14枚

オスはイカルに似るが、頭から顔の黒い部分がより広範囲

右上がコイカル、左下がイカル

左側がコイカル(背中が茶色味が入る)、右側がイカル(背中がグレー色)

初列風切羽の先端は白い

参考・・・イカルは初列風切羽の先端は白くなく、背中はグレー色。

初列風切羽の先端は白くレンジャク等に似ている

メスの後ろ姿

参考・・・ヒレンジャクの初列風切羽の先端は白い

脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる

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コイカルのメス(♀)

2025-02-10 06:53:19 | 野鳥

【コイカルのメス(♀)】

太く黄色い嘴を持つなどイカルと似ているが、一回り小さい。

風切羽の一部が光沢のある濃い紺色で、体の上面は灰褐色、下腹から下尾筒は白い。

初列風切羽の先端は白く、脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる。

雌成鳥は頭部が黒くなく暗灰褐色である他は、雄と羽色は似ている。

 ☆コイカル(小斑鳩) ベース

 ☆コイカルの羽根 2024年12月30日

◎2024年12月30日    写真14枚

右側がオス(♂)、左側がメス(♀)

上から・・・コイカル(♂)、イカル、コイカル(♀)

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コイカル(小斑鳩)

2025-02-09 07:14:34 | 野鳥

【コイカル(小斑鳩)】

野鳥  : スズメ目 アトリ科 イカル属
生活型 : 日本では、旅鳥または冬鳥として本州の中部以南に渡来するが、数はそれほど多くない
生息地 : 平地から山地の落葉広葉樹林に生息する。都市の公園林で見かけることもある
時期  : 11月~3月
全長  : 19cm

太く黄色い嘴を持つなどイカルと似ているが、一回り小さい。

雄成鳥は額から顔、喉にかけてと、風切羽の一部が光沢のある濃い紺色で、体の上面は灰褐色、下腹から下尾筒は白い。

初列風切羽の先端は白く、脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる。

雌成鳥は頭部が黒くなく暗灰褐色である他は、雄と羽色は似ている。

オスの頭部は黒く、黒い部分が目の後ろ、首の辺りまで伸びているのがイカルとの違いだ。

 ☆2025 コイカル 2025年1月27日

 ☆コイカルのメス 2024年12月30日

 ☆コイカルの羽根 2024年12月30日

◎2024年12月30日    写真19枚

オスの頭部は黒く、黒い部分が目の後ろ、首の辺りまで伸びている

脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる

左がコイカルのメス(♀)、右側がオス(♂)

右上がコイカル(♂)、左下がイカル(♂)

3種勢ぞろい・・・上がコイカル(♂)、真ん中がコイカル(♀)、下はイカル(♂)

 

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2024 ノスリ②

2025-02-08 07:14:27 | 野鳥

【2024 ノスリ②】

☆ノスリ(鵟) ベース

☆2024 ノスリ 2024年4月2日

◎2024年12月30日 石川県にて 写真6枚 追加しました

2羽のノスリが真上を飛んでいました。

 

◎2024年12月4日 石川県にて 写真3枚 追加しました

 

◎2024年11月12日 石川県にて 写真3枚 追加しました

 

◎2024年10月23日 富山県にて 写真4枚

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2024 シロハラ②

2025-02-07 08:05:44 | 野鳥

【2024 シロハラ②】

☆シロハラ(白腹) ベース

☆2024 シロハラ 2024年4月21日

◎2024年12月25日 石川県にて 写真5枚

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2024 ヘラサギ②

2025-02-06 08:30:23 | 野鳥

【2024 ヘラサギ②】

☆ヘラサギ(箆鷺) ベース

☆2024 ヘラサギ 2024年3月22日

☆2024 ヘラサギの仕草 2024年2月17日

☆2024 ヘラサギ(成鳥) 2024年2月17日

◎2024年12月30日 石川県にて 写真15枚 追加しました

水路で食事中・・・葦が邪魔でした。

しばらくして飛び立ちました。

いつもの場所に戻っていました。

毛繕い後お休みでした

 

◎2024年12月25日 石川県にて 写真8枚

今シーズンもやってきてくれました

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2024 アトリ

2025-02-05 07:17:21 | 野鳥

【2024 アトリ】

☆アトリ(花鶏・臘子鳥) ベース

◎2024年12月20日  富山県にて 写真4枚 追加しました

 

◎2024年10月15日  富山県にて 写真10枚 追加しました

 

◎2024年4月17日  石川県にて 写真3枚

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2024 ベニマシコ②

2025-02-04 22:48:25 | 野鳥

【2024 ベニマシコ②】

☆ベニマシコ(紅猿子) ベース

☆2024 ベニマシコ 2024年4月5日

◎2024年12月20日 富山県にて 写真4枚

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歴史の道《田近越 》③

2025-02-03 07:14:16 | 観光スポット紹介

【歴史の道《田近越 》③】

③は 田近越への道(国道359号線)、田近越への道(県道214号線)波自加彌神社遙拝殿、波自加彌神社、その他周辺

★歴史の道①(富山~石川) ベース

  ★歴史の道《田近越》①・・・金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区

  ★歴史の道《田近越》②・・・梨の木平山~津幡町南横根~一乗寺城跡~小矢部市五郎丸~八講田

  ★歴史の道《田近越》③・・・田近越への道、波自加彌神社、その他周辺

◎2024年12月3日編集 石川県にて 写真29枚

☆「田近越古道」への入口・・・国道359号線の災害復旧バイパスの途中に田近越古道へ行く道があります。

途中「梨の木平山」への登山道(近道)入り口がありました。頂上まで400ⅿ、奥に登山口の標識があります。

さらに山頂まで350ⅿの標識があります・・・ここから山道に入ります。

林道をさらに進むとちょっと広い三叉路・・・駐車場です。後は林道で車を止める場所がありません。

☆県道214号線と倶利伽羅古戦場から来る道の交差点(北横根口)に「一乗寺城跡(枡山)」に向かう林道があります。

ここから「一乗寺城跡」に車で行けます。

☆「波自加彌神社 遙拝殿」・・・波自加彌神社は小高い丘の上にあるのですが、北陸本線をはさんだ二日市町の集落の中に遥拝殿があり、宮司さんのお宅もそちらのほうにお住まいです。

波自加彌神社の里宮の遙拝殿です。

☆「波自加彌神社」(はじかみじんじゃ)・・・波自加彌神社は日本で唯一香辛料の神様をお祀りする神社で、石川県金沢市の二日市町と花園八幡町の入会地に鎮座し、波自加彌神、一国一社護国正八幡神を主祭神とします。

一千三百年の歴史を誇る延喜式内(えんぎしきない)の古社です。

社名の由来は、歯で噛んで辛いものすなわち、ショウガ・ワサビ・サンショウなどの古語で『薑・椒(はじかみ)』を語源としており、香辛料の神をまつる神社です。

若葉の繁る毎年6月15日に行われる「はじかみ大祭」(通称・しょうが祭り)には、清められた生姜湯が参拝者に振る舞われます。

旧参道・・・奥に横穴古墳があります

☆津幡町倶利伽羅地区の相窪(あいくぼ)区に、源義経に従い木曽義仲追討の宇治川の戦いで、先陣争いをして有名な佐々木四郎高綱が創建した乗光寺(じょうこうじ)跡があります。

集落東方の丘陵頂部にあるその発祥地には、高綱の墓とされる墓参道が残っています。また、隣村の南横根と常徳(じょうとく)には、同寺ゆかりの石碑が残っています。

☆御手洗の池「聖徳太子像」お隠れ伝説の池

津幡町倶利伽羅地区の北横根区に、聖徳太子にまつわる伝説が残る「御手洗の池(みたらしのいけ)」があります。この池にはかつて、聖徳太子像が石棺に入れて水中に沈められていました。

☆「桂谷の滝」(津幡町常徳)

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歴史の道《田近越 》②

2025-02-02 07:29:25 | 観光スポット紹介

【歴史の道《田近越 》②】

②は 梨の木平山~津幡町南横根~一乗寺城跡~小矢部市五郎丸~八講田のルートです。

★歴史の道①(富山~石川) ベース

  ★歴史の道《田近越》①・・・金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区

  ★歴史の道《田近越》②・・・梨の木平山~津幡町南横根~一乗寺城跡~小矢部市五郎丸~八講田

  ★歴史の道《田近越》③・・・田近越への道、波自加彌神社、その他周辺

◎2024年12月3日編集 石川県にて 写真31枚

☆梨の木平山です。

林道を進むと道案内の表示・・・五郎丸・登り口  梨の木平山 0.8km、歴史の道百選 田近越 1km

☆三叉路に田近越標識

☆梨の木平山へ向かう田近越古道です。

☆右へ進みます・・・「一乗寺城跡」へ1.5km、五郎丸 3.7kmです

☆田近越古道です。

☆やがて常徳方面に向かう林道に合流(三叉路)

☆さらに北横江方面に向かうと(田近越古道・林道)・・・右に入る三叉路がありました。

☆「一乗寺城跡」方面に向かう田近越古道

☆「一乗寺城跡」です・・・・梨の木平山方面よりの田近越古道

☆「一乗寺城跡の石碑」

「田近越古道」を城跡に沿って進むと案内板が見えました

☆田近越古道は城跡に沿って五郎丸方面に向かっています

道端に「六字名号の石碑」

☆「一乗寺城跡の堀切」・・・右側が櫓台側です

☆「田近越古道」・・・城跡の南側を通っています。

☆途中 一乗寺城跡への登り口(仮道)があります・・・登ってみました。

左が登り口、右側が「田近越古道」

来た道です

二の丸跡に出ました。

右に進んで、主曲輪(本丸)跡に出ます。

ここは枡山頂上(279ⅿ)の本丸跡です。

本丸よりの展望・・・富山方面

三の丸跡

三の丸跡から櫓台跡や土塁を見る

登り口に戻り五郎丸方面の「田近越古道」

そして山を下りて小矢部市八講田へ・・・田近越古道の出口と思われる道と橋です。

 

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歴史の道《田近越 》①

2025-02-01 08:21:38 | 観光スポット紹介

【歴史の道《田近越 》①】

田近越古道は砺波群の北部(現在の小矢部市)から山越えをし、金沢北部の森下川右岸の平野部に出て金沢に向かう道です。道筋には一乗寺城跡と朝日山城跡があります。

①は 金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区のルートです。

★歴史の道①(富山~石川) ベース

  ★歴史の道《田近越》①・・・金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区

  ★歴史の道《田近越》②・・・梨の木平山~津幡町南横根~一乗寺城跡~小矢部市五郎丸~八講田

  ★歴史の道《田近越》③・・・田近越への道、波自加彌神社、その他周辺

◎2024年12月3日編集 石川県にて 写真31枚

金沢市今町がスタート地点。ここから田近越古道が始まります・・・奥に田近踏切があります。

①~④が認定された歴史の道

地名からは消えましたが、踏切に「田近」の名称が残っています。

新幹線をくぐって尾根を登ります。この辺りで古道と新道が合流する

古道沿いにあったという地蔵尊

黄金清水の霊泉(金沢市四坊高坂町)・・・ここは田近郷の中心神社・波自加彌神社の元社跡とのことです

宮司の苗字が田近さんでした

この清水に黄金も生じたため「黄金の清水」と呼ばれたそうです

四坊高坂町には、明治40年に花園村に合併するまで田近村の役場があったそうです。急坂の階段の参道を登ると、古木が見事な八幡社です。

ここから深田三角点にの方の山道になります。

「地代隧道」・・・このトンネルの上の尾根を田近越古道の旧道が通っています。そして鞍筒町で県道213号線に出ます。

旧金沢市立朝日小学校の跡地です・・今は朝日公民館になっています

加賀朝日町を過ぎ、三叉路で左に折れ「朝日山城跡」に向かいます・・・土砂取り場の横には朝日山城跡があります。

左側の上部に本丸に登る梯子が見えます。

城跡直下の追分に六字名号の石碑があります・・・左側の道へ田近越古道が続いています。

日本武尊神社の手前、北千石町に下りる田近越古道と思われる道があります。

分岐点の奥に「日本武尊神社」がありました

朝日山城跡からの田近越古道が北千石社の横に降りてきています・・・北千石社横の道

北千石社

さらに県道212号線を越して舟尾地区に向かいます。

舟尾地区の神社の後を田近越古道がありました・・・奥が北千石町側。

急な坂道を登っていきます(田近越古道)

左手に舟尾地区の神社がありました。

津幡町舟尾の「少彦神社」・・・少彦名神(すくなびこなの神)をお祀りされているようです。

さらに田近越古道を登っていくと・・・

何とか北千石の田圃部に出ました・・・天空の田園です。

この後 田近越古道は梨の木平山に向けて進みます。

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