おもしろいから読んでいる
司馬遼太郎が魅了するものは、新しい民俗学の可能性があるからである。
なぜそんなに熱く語れるのかという冷ややかな目があることも否定しない。講談師のようなものじゃぁないかというTwitterのつぶやきも先日見た。司馬史観という言葉を使っていろいろ書いていたのは、読売新聞のような気がしたが、ま、いいか。
なにも歴史学者として意識しているのではないからである。
おもしろいから、読んでいたのである。あるいは、今でも文庫本で読むのである。そうなのだ。おもしろくなければならないのである。これが第一の条件である。
観光をしているようなもので、それこそ「街道をゆく」をポケットに忍ばせて旅をするようなものである。小説が好きだったが、この「街道をゆく」もすこぶるいい。
文章自体を愛しているから、オレは司馬遼太郎を読むのである。
そこには、大人の文体がある。おどろおどろしい男女の関係とか、性欲とか、金銭欲とか、陰湿な殺人事件とかがない。
批判する人は批判するだろう。当然である。それが作家の運命である。オレが、村上春樹の作品に辟易するのと一緒である。あるいは、源氏物語に。この二つは、オレとあまりにも隔絶した世界しか描いていない。お坊ちゃまの世界でしかない。
これ以上は書かない。
ファンも多いだろうから。しかし、オレは読まないで批判しているのではない。源氏物語は、学部生のときの卒論対象で、NHKで何度も講座に出てこられた石田穣二先生のゼミに入っていたからそれなりに勉強はさせていただいた。
厳しいご指導をいただいた。
懶惰な学部生であったから、逆鱗にもふれてしまったことも多々ある。18歳であった。44年も昔のことになる。懐かしい。
じいじになって、また読み返そうと思っている。石田せんせの論文集も書庫にある。「源氏物語構想論」である。大事にとってあるのだ。ノートもとった。
だから国語教師として、その後就職できたのだと思う。そして、それが生涯の仕事になった。
学恩である。
就活とかなんとかということは一切しなかった。教員採用試験だけは勉強したが。学恩があってこそのその後の人生であった。
感謝している。
こんなオレのような懶惰な学生でも、鍛えていただいたことに。
それは、今の院生生活でも云うことができるだろう。
「街道をゆく」を片手に、新たな境地を開いていきたいからである。
心的状態のあり方についてである。再就職とかそういう問題ではないのだ。
だから時間がほしいのである。読書と旅の時間が。そして、執筆の時間が。
それがオレなりの価値ある生活なのである。
そろそろ二番目の孫が生まれそうだ。
楽しみである。
わはははっはははっははは。
今日も、孫の面倒を見る。第一子の。
かわゆいからなぁ。
オレの宝じゃ。
(^_-)-☆
世代間ギャップ
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子供の担任の先生のFacebook見つけた!と妻が言うのでつい見てしまう。見といてなんだが小学校の先生って大変よなー。オレも学生が見てるの前提でツイッターとか書いてますけど小学校の先生とかやと親から総監視状態やもんなあ。友達申請とか論外やし見てることも言わないのが親心やとおもった
“ある国立大教授は「私が研究室を発足させた10年ほど前は、製薬会社から1年間に約1000万円もらえた。透明化の流れで最近は製薬会社が出し渋るようになってきた」” / “製薬会社:72社の資金提供 情報公開ルール化で明らかに - 毎…” htn.to/m67UBmRHGtj
信長は、結局、人間を道具として見ていた。道具である以上、鋭利なほうがよく、また使いみちが多様であるほどいい。その点、秀吉という道具には翼がついていた。(「この国のかたち」)goo.gl/NCVS