団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

子どもの教育

2008-04-01 18:56:23 | 家族
                 子どもの教育

                          2008年4月1日(火)作成

 「子どもの教育に失敗したと思う人は手を挙げてください。」と尋ねられたら、私は真っ先に手を挙げるだろう。

 私は、子どもの教育というものに対する知識とか認識とかは毛頭なかった。ただ、個々の問題については、それなりに解決したつもりではあるが。

 子どもは男の子2人。1歳3か月違いの年子だが、学年は2年違い。通常この程度の年齢の違いだと、殴り合いの大喧嘩をするものだが、しかし、この二人にはそういうことがなかった。

 私は、実はそのことを仲が良いと勘違いしていたのだ。しかし、本当は人間関係が希薄であっただけだったのだ。その証拠に二人とも大人になった今、人間関係が希薄で、仲も良くない。

 私の家庭は、どちらかというと平々凡々としたもので、大問題が降りかかってくるような状況ではなかった。

 親として、そういう状況であれば、仮想現実を作り、家族全員で、困難に立ち向かうという訓練をしておかなければいけなかったのだ。そういう訓練により、家族の連帯感、助け合い、そういったことが醸成されるのだろうと思う。

 私の教育の失敗のツケは、二人の兄弟関係だけでなく、私と二人の息子の関係にも及んでいる。何度も繰り返すようになるが、「希薄」なのだ。

 今、かなわぬ夢として、女の子が欲しい。
 かぐや姫の物語は、子育てに再チャレンジしてみたいと考えて作った話ではなかろうか。
コメント (2)
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