団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

「後期高齢者医療」 誰が決めたのか?

2008-04-15 17:24:49 | 政治
           「後期高齢者医療」 誰が決めたのか?

                         2008年4月15日(火)作成

 今日、後期高齢者医療の保険料の年金からの天引きが始まる。
 後期高齢者医療については、これまで対象者への周知が十分でなく、多くの高齢者に、暫定税率の失効どころではない「混乱」を招いているが、年金からの天引きは、更に更に「大混乱」を来たすことになるだろう。
 天引き額が違っているケースも多く出るのではなかろうか。

 舛添厚生労働大臣は、天引きは「手間が省ける」と説明しているが、こういうのを「おためごかし」と言う。「納付する側のため」というなら、手間をいとわない人が「窓口で納付する」と言えば、その選択ができるようにするのが筋というものだろう。この狙いは、行政コストの削減であることは明白だ。「手間が省ける」など余計なことを言うから、余計に怒りを買うだけだ。

 私は、年金からの天引きは基本的に賛成である。しかし、この天引きの最大の問題は、月額15,000円という少額の年金からも容赦なく引き去るということだろう。

 私が試算したところによると、年金額が生活保護基準以下でも天引きされるケースが出てくる。
 生活保護基準以下の年金額からは、保険料は天引きするべきではなく、月額15,000円という基準は引き上げる必要があるだろう。


 市町村の窓口では、「誰が決めたのか」という声が多く上がっているという。福田首相は、(この方は、庶民の生活感覚が全く分かっていない人です)市町村の窓口で、少し苦情対応をされたらいかがだろうか。
 福田首相のことである。「かわいそうなぐらい努力しているんですよ」、と涙ぐんで説明するのだろう。
コメント (2)
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