団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

飛騨古川

2008-10-05 09:15:14 | 
                  飛騨古川

                         2008年10月5日(日)作成

 「飛騨古川」。最近古い町並みを観光の「ウリ」にしている地域が多い。ここもそうだ。
 飛騨市によるとここの建物は、かつて奈良の都の建造物造営に活躍したと伝えられる「飛騨の匠」の技を今に受継ぐ地元大工の伝統的工法により建造されている」ということだ。

 日本酒「蓬莱」の蔵元が綺麗な建物だった。中に入ってみると、「番外品」なる一升瓶が置いてある。聞くと、酒を造る人たちが自分達で飲むために造った酒だという。おまけに、5,000本の限定品という。こういう説明を聞くと、つい買いたくなる。
 この酒は、常温で飲むのと燗で飲むのとまるで味が違う。常温だと辛口だが、燗をすると甘味がずっと増してくる。いずれにしても、いろんな味がぎっしりと詰まっているような重厚な味わいで水っぽさがまるでない。2,180円也はお買い得だった。

 そばどころということもあり、昼食はそばにした。とあるそば店、不思議なことにそばの量を「寸」という長さの単位で表す。普通の量が「7寸」で900円也だ。高橋名人の700円の蕎麦より高い値段を付けるとは、強気の商売だ。(2007年12月10日「「平成のそば打ち名人」の達磨・雪花山房のそば」参照)
 さすがに強気だけあって、そばの味は文句の付けようがなかった。
 
 そばの食べ方がメニューに書いてあった。
①何もつけず蕎麦のみ食す
②塩だけつけて甘味を味わう
③塩とわさびでおつまみに・・
④汁と蕎麦との相性を楽しむ
⑤最後は粋に・・お酒を蕎麦にふりかけて 〆
 とあった。酒をふりかけるというのは知らなかった。そばが高かったのは、食べ方の授業料と考えよう。

 於:2008年9月25日(木)、飛騨市










 このそば湯が「とろーっ」としていて絶品でした。
コメント
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