団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

恩師の死

2009-10-16 00:03:57 | その他
                恩師の死

                               2009年9月10日(木)

 何時思い出しても、恩師(中学校の担任の先生)に係わるあの時のことは、神のなせる仕業としか思いようがない。
 1996年10月、数年先生の家を訪問したことがなかったのに、その日ふと先生を思い出し、先生の家の方に足が向いていた。

 黄金山(広島市南区)の中腹にある先生の家を訪問するのは、歩いてもしんどい坂なのに、その日の私は自転車だった。途中女子高校生に道を尋ねながら先生の家にたどり着いたのは、麓から30分も経った頃だろうか。フウフウいいながら先生の家の玄関を叩いたが、返事がない。勝手に敷地内を通り勝手口に回りドアのノブを見て蜘蛛の巣が張ってあるのを発見した。

 どうしたものかと思案していると、隣の妻女が、先生は入院していると言う。入院先を尋ねても、私を不審に思ったのか直ぐには教えてくれない。先生の教え子だと言って、やっと教えてもらった。
 
 翌日、先生を記念病院(広島市中区)の病室に見舞った時には、既に意識がなかった。甥の妻が付き添っておられた。彼女によると、昨日、長男さんが東京から見舞いに駆けつけ、夕方までは意識ははっきりしていたということだった。

 あと一日早ければ、意識のあるうちに見舞うことができたのだったのだが・・。

 それから、数日後に先生は永眠した。(1930.4.10→1996.10.3)
 あの時、先生は意識の無くなる間際に私を呼んだのだろうか。同彼女によると、「先生は○○さん(私のこと)を病床で話していた。」というのだ。しかも、その時間は、私がふと先生のことを思い出した時と符合するのだ。


 恩師が死んだのは、1996年10月3日、私の人生時計15時57分。チン。


284PV,148PV



(2009年10月15日、追記)

 理化学研究所とトヨタグループは共同で、脳波で電動車いすを制御するシステムの開発に成功した。

 電動車いすを操作する人は所定のキャップをかぶる。このキャップは脳波を計測するためのもので、ノートパソコンにつながれている。操作者が前進をイメージすると、車いすは動き出し、さらに左右をイメージすることで、左へ、右へ、ジグザグ運転ができる。もちろん、車椅子に乗っている人はハンドル操作で車椅子を動かしているのではない。発せられる脳波をシステムが読み取ることで、人間の意志を汲み取り、車いすを動かしている。

 脳波を読み取る原理は次の通り。人間は右手を動かそうとすると、右手に関連する部分の脳波の振動幅が小さくなる。左手を動かすとき、歩こうとするとき、ともに同じように関連する脳の部分の脳波を測定すると、脳波の振動幅が小さくなることが研究を重ねるうちに明らかになった。今回の研究では、システムがこの脳波を拾って、一瞬のうちに処理して、車いすに動きの指示を出すことに成功した。

(以上、2009年07月31日のネット参照)

 このネットの記事を読むと、人間からは脳波が常に出ており、目に見えないが、空間に充満しているということになる。

 この空中に充満している脳波が、たまたま何らかの原因で同調し増幅され、他の人の脳内に伝達され、何らかの作用を起こすということはあり得ないだろうか?


421PV,163IP


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする