トヨタのリコール、他メーカーに飛び火?
2010年2月8日(月)
アクセルペダルが戻らなくて暴走するというトヨタ車の欠陥は、当初はフロアマットがアクセルペダルに引っ掛かると言われていましたが、アクセルペダルの部品にも問題があることが分かりました。
トヨタのホームページによると、次の通りです。
「本件は、アクセルペダル内部のフリクションレバー部が磨耗した状態で、低温時にヒーターをかけるなどにより当該部分が結露すると、最悪の場合、アクセルペダルがゆっくり戻る、または戻らないという現象が発生する可能性がある。」
この部品は、CTSというアメリカの部品メーカーのもので、トヨタは早くからメーカー名を公表していました。損害賠償の請求も検討していると報じられています。
リコールする場合、部品メーカー名を公表するということは通常はありません。
なぜトヨタが公表したのか、そこにはトヨタのメッセージが隠されていると思います。
この部品は、日産やホンダ、三菱など他の日本メーカーにも供給されているのです。
つまり、トヨタは、「我社だけではないのですよ。」と言いたいのでしょう。
恐らく、他社の他車もリコールの動きが出てくるのではないでしょうか。飛び火です。
これらは、原因がはっきりしたからいいのですが、実は「電子制御」システムの問題ではないかとする指摘する声があります。
「ペダルが戻らないのなら機械的問題。ペダルが戻っても速度が落ちないなら電子制御の問題だ」というのです。
なぜなら、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、その踏み込み量をセンサーが感知し、その情報は、エンジンをコントロールするコンピュータ(ECU)に贈られ、燃料の噴射量などが決められる「電子制御」システムが取り入れられているからです。
コンピュータの心臓部であるプログラムにごくわずかな誤り(バグ)が潜んでいて、何かの拍子に処理能力をマヒさせることは、家庭で使うコンピュータでよく経験することです。
このことが、車のなかで起こることは、十分あり得ることです。
トヨタは、電子制御系は問題ないとしていますが、アメリカ運輸当局は調査するとしています。
その前にトヨタは、改めて徹底的に検証すべきです。仮に、電子制御系に問題があることが当局により指摘されたら、トヨタにとってその打撃は計り知れないものになるでしょう。
463PV,184IP
2010年2月8日(月)
アクセルペダルが戻らなくて暴走するというトヨタ車の欠陥は、当初はフロアマットがアクセルペダルに引っ掛かると言われていましたが、アクセルペダルの部品にも問題があることが分かりました。
トヨタのホームページによると、次の通りです。
「本件は、アクセルペダル内部のフリクションレバー部が磨耗した状態で、低温時にヒーターをかけるなどにより当該部分が結露すると、最悪の場合、アクセルペダルがゆっくり戻る、または戻らないという現象が発生する可能性がある。」
この部品は、CTSというアメリカの部品メーカーのもので、トヨタは早くからメーカー名を公表していました。損害賠償の請求も検討していると報じられています。
リコールする場合、部品メーカー名を公表するということは通常はありません。
なぜトヨタが公表したのか、そこにはトヨタのメッセージが隠されていると思います。
この部品は、日産やホンダ、三菱など他の日本メーカーにも供給されているのです。
つまり、トヨタは、「我社だけではないのですよ。」と言いたいのでしょう。
恐らく、他社の他車もリコールの動きが出てくるのではないでしょうか。飛び火です。
これらは、原因がはっきりしたからいいのですが、実は「電子制御」システムの問題ではないかとする指摘する声があります。
「ペダルが戻らないのなら機械的問題。ペダルが戻っても速度が落ちないなら電子制御の問題だ」というのです。
なぜなら、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、その踏み込み量をセンサーが感知し、その情報は、エンジンをコントロールするコンピュータ(ECU)に贈られ、燃料の噴射量などが決められる「電子制御」システムが取り入れられているからです。
コンピュータの心臓部であるプログラムにごくわずかな誤り(バグ)が潜んでいて、何かの拍子に処理能力をマヒさせることは、家庭で使うコンピュータでよく経験することです。
このことが、車のなかで起こることは、十分あり得ることです。
トヨタは、電子制御系は問題ないとしていますが、アメリカ運輸当局は調査するとしています。
その前にトヨタは、改めて徹底的に検証すべきです。仮に、電子制御系に問題があることが当局により指摘されたら、トヨタにとってその打撃は計り知れないものになるでしょう。
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