団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

石原慎太郎日本維新の会の代表の末路

2012-12-06 18:42:04 | 政治
                  石原慎太郎日本維新の会の代表の末路

                                                    2012年12月6日(木)

 石原慎太郎日本惟新の会の代表が、その代表の座を放り出す可能性が濃くなりました、・・と私は考えています。

 この方、放り投げるのがお得意で、衆議院議員のときも東京都知事のときもそうでした。「行き詰る」と放り出すのです。

 氏が日本維新の会の代表になったのは、ずばり、自民党と連立を組み、憲法を「改正」し日本を「普通の国」つまり戦争ができる国にしようということだ、と私は考えています。しかし、最近の選挙情報を見ると、自・公が安定過半数を取りそうなのに対して、惟新の会は伸び悩んでいます。つまり、自民党と惟新の会の連立は難しそうだということです。

 放り出す二つ目の理由は、石原氏の方が惟新の会に利用されているのではないかということです。石原氏は原発の「フェードアウト」を直さすと公言しましたが、松井幹事長に「もう80歳ですから」と歯牙にもかけてもらえませんでした。先の連立の問題でも、石原氏が自民党との連立に積極的なのに対して、松井氏は「自民党との連立はない」と断言しました。(5日のTV放送を私が視聴して確認しています。)

 石原氏は、自分は弁慶になって義経(橋下氏のこと)を頼朝にするのだ、と主導権を握っているようなことを言っていますが、主導権は完全に旧惟新の会に握られています。(私は、党首討論のような他党党首と議論する場には石原氏は惟新代表として登場させてもらえないだろう、と予想しましたが、今のところそうなっています。それは当然でしょう。惟新の会の公約も知らずに、公約に反した発言をする訳ですから・・。)

 石原氏のように、自我が強く自尊心の強い尊大な人間がこういった扱いに我慢ができる訳がありません。(長年東京都知事というお山の大将であった訳ですから身にも染みついているはずですから。)

 石原氏が放り出すのは、早ければ、選挙結果で自民党との連立が不可能になった時だと予想しています。
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