団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

維新には「威信」はあるの?

2012-12-30 13:22:01 | 政治
                  維新には「威信」はあるの?

                                           2012年12月30日(日)

 「(候補者)本人が知ろうと知るまいと候補者の責任であり除名だ。」こう啖呵を切ったのは、日本維新の会の候補者が買収容疑で逮捕された時の、松井幹事長の言です。
 ところが、逮捕者が続出すると、「(候補者本人が)違反を知っていたなら除名だ。」と前言を翻してしまいました。橋下代表代行も「候補者が運動員を全員管理するのは至難の業」と人ごとのように言っています。買収容疑で逮捕されたのは日本維新の会が大半であり、問われているのは、橋下氏ら幹部の指導責任なのです。

 橋下日本維新の会の「人気」に乗じて、選挙の候補者となるべく「立候補」した人が何千人もいましたが、橋下氏は彼らに対して「威信」がなかったと結論付けるのが相当のようです。
 私は、彼らの多くは橋下氏を利用しようとしたのではないかと推測しており、そのような方にとっては、橋下氏に従うのが第一義ではなく、選挙で当選することが第一義ですから、ある意味当然のことながら、違反でもなんでもやって当選することを考える訳です。

 これから本格的な国会が始まりますが、こういった輩の体質は変わることはないと思いますから、なにやらかにやら賑やかなことになること請け合いです。(どんな騒動が起きるか、私には分かりません。史上初めてということもあるのではないかと思います。)


 日本維新の会は、「維新八策」にあった「脱原発依存」を投げ捨てたり、企業・団体献金禁止も「経過措置として党として上限を設ける」と撤退するなど、これまでも「威信」のないことを重ねてきました。


 私はこの「党」に相応しい名前は、「日本no『t』威信の会」ではないかと思っています。



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