団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

石原日本維新の会代表の暴言

2012-12-14 18:37:19 | 政治
                     石原日本維新の会代表の暴言

                                                    2012年12月14日(土)

 石原日本維新の会代表ですが、この方の人権感覚は一体どうなっているのでしょうか?

 暴言が全く止まりません。

 私が一番印象に残っているのは、生殖能力を失った女性は生存する意味がないといった趣旨の発言です。慰謝料で最高裁まで争われ石原氏が勝訴したのですが、発言そのものは批判されています。

 障害児施設を視察した際の、一体人格があるのかねといった趣旨の発言も印象にあります。私は、人格がないのはどちらでしょうかと問い返したいです。


 ここにもってきて、「有色人種で近代国家は日本だけ」と言い、「石原代表、暴走止まらず」と批判されています。





 この記事の中で、「今度は隣のシナの妾になりかねない」と中国のことを「シナ」と発言しています。

 この「シナ」という言い方は、12日の産経新聞によると「世界的呼称」ということです。私は不明にして知りませんでした。差別的意味はないことは分かったのですが、石原氏が使う場合は差別的に言っていますから、問題です。





 
 石原氏の発言は暴言だけではありません。無責任さも極まっています。
 維新の公約である「脱原発依存体制の構築」について、「あの公約も粗雑なところがあって直させた」と人ごとのように言っています。代表を務める立場で、一体公約造りに責任を持たなかったとでも言うのでしょうか。それこそ、石原氏そのものが「粗雑」と言われても仕方ないでしょう。




 
 その「粗雑」に愛想を尽かすしたのが、大阪府市エネルギー戦略会議のメンバーです。「維新の会の活動ではない」と橋下氏に抗議まですることに発展しました。
 私は、座長代理の古賀茂明氏はいずれ袂を分かつとこのブログでも書きましたが、優秀な官僚であった古賀氏のような人間が「粗雑」な石原氏や橋下氏と上手くやっていける訳がありません。






 古賀氏と上手くやっていけないだけではありません。しょせん石原氏と橋下氏は選挙互助会で一緒になったもので、理念・政策は大きくズレています。
 石原氏のねらいは、憲法を「改正」であり、それが可能になるなら「自民と連立」する覚悟があるという立場です。松井幹事長の自民との連立はないという立場と合い入れません。
 いずれ、分裂ということです。




 それにしても、橋下氏の選挙期間中の公務の「放り投げ」ほどひどいものはありませんでした。
 嘉田未来の党代表が、彦根市長に訴えられています。選挙運動で公務を行っていないということです。
 橋下氏にも同じような訴訟が提起される可能性があります。石原氏も都知事のとき1週間に3・4日しか登庁しなかったと言われていますが、このお二人が代表と代表代理というのは、私には無責任なところがソックリと写ります。



 「東京に任せておいたらシナ(中国)は口を挟む余地はなかった」という発言に至っては、中国がそんなヤワな国と思っているのでしょうか。石原氏は口では「シナ」に対して高圧的な発言をしますが、冷静な分析ができていないということが明白になったと思います。


 今日のブログは「粗雑」でした。
コメント
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