団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

選挙の正当性

2012-12-16 11:58:31 | 政治
                            選挙の正当性

                                                    2012年12月16日(日)

 今日は総選挙の投票日です。新聞各社が予想していますが、自民党の圧勝ですか・・。
 しかし、私は現行の選挙制度で、自民党の政権が誕生したとして、その正当性があるのか疑問に思います。

 結果はまだですが、私の予想(新聞各紙の予想を元にしています。)するところ、自民党は得票率30%程度で60%程度の議席占有率になるものと思われます。(得票率は便宜的に比例区のものを用いました。)

 民主主義というのは少数は多数に従うというのがルールです。言いかえれば少数派も「連帯責任を負わされる」ということです。例えば、消費税に反対でも賛成派が多数を占めれば、消費税は払わなければなりません。しかしその「連帯責任」は、選挙の正当性があって成り立つものです。
 例えとしては、的確ではないかもしれませんが、正当な選挙ではなく武力により政権が誕生した場合、その政権に対して「連帯して責任を負う」というマインドは起こらないはずです。


 選挙後、一票の格差故に選挙の有効性が訴えられますが、最高裁判所はどのような判断を下すのでしょうか。今回の選挙は「違憲状態」という最高裁判所の判断の元での選挙です。
 もう一度「違憲状態」と同じ判断を下すのは、私はナンセンスとしか思えません。


 私は、最高裁判所に選挙の無効という判断をしてもらいたいと思いますが、併せて民意を正確に反省する選挙制度について付帯意見をも付けてもらいたいと強く願います。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする