ちゃんちゃらおかしい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちゃんちゃらおかしい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年4月7日（日）

　「ちゃんちゃらおかしい」。

　日本維新の会の政治姿勢のことです。

　日本維新の会は、党大会で、「政府の過剰な関与を見直し、自助、共助、公助の範囲と役割を明確にする」「公助がもたらす既得権を排除し」などを掲げ個人の「自立」を強調しています。


　一方同会の収入は94％を政党助成金、つまりは税金、に依存するという実態です。（2013年度予算）

　つまり、自らは税金にたっぷり浸かって「自助・自立」をしていないにも関わらず、国民には「自助」を強調しているのです。
　これを「ちゃんちゃらおかしい」と言わずして何と言うのでしょうか。
　
　
　ちなみに、主要政党の政党交付金依存度は、自民党72.5％、民主党83.2％、みんなの等96.8％となっています。（2011年度実績）

　また、日本維新の会の党費収入は、3000円×5000人で1500万円となっています。


　まぁ、日本維新の会は、「自立」ということに関して、個人と政党とは事情が違うと弁明するかも知れませんが、「自立」していない政党はいずれ滅びるであろうことを予想しておきます。


　まぁ、私の本音は、自ら自立していないのに、国民に対して、偉そうに自助・自立を説くなと言いたいです。



　「軍事大国になるべきだ」。石原日本維新の会共同代表の発言です。

　ぜひ、ぜひこの発言を留めておいて、歴史の審判に晒してもらいたいものです。



（2013年4月16日、追記）

　石原日本維新の会共同代表の「軍事大国になるべきだ」という発言には、一方の共同代表の橋下大阪市長も困惑しているという趣旨の報道を見ました。しかし、橋下氏が「困惑」しているのは、発言の方法に対してであって、本音は同じで、「石原さん、もう少し上手くしゃべってよ」というだけのことでしょう。


　いずれにしても、石原氏の「軍事大国」という発言は取り消すことができませんので、次期参議院選挙でも大いに政策として掲げていただきたいものです。


　参議院選挙でこの偉大なる政策「軍事大国」を掲げないとしたら、日本維新の会は「大うそつきの会」というだけのことでしょう。

　もちろん、大ウソをつくものに未来がある訳はありません。



　10日の朝日新聞の投書です。