団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

佐村河内守 交響曲第1番“HIROSHIMA”

2013-04-23 08:47:56 | 音楽
              佐村河内守 交響曲第1番“HIROSHIMA”

                                          2013年4月23日(火)

 佐村河内守(samuragouchi mamoru)。聴力を失い、現代のベートヴェンと言われている作曲家です。「深い闇の彼方に、希望の曙光が降り注ぐ奇跡の大シンフォニー」交響曲第1番“HIROSHIMA”がon airされます。
・2013年4月27日(土)15:00~ NHK Eテレ


 3月31日、NHKスペシャルで、その作曲の様子が放送されました。(以下ネットから引用)

 四六時中襲いかかる「ごう音耳鳴り」のため、大量の薬を服用してしのぎながら、自宅の作業部屋にこもり、精神を集中させて頭の中で曲を描く。聴力が失われた佐村河内さんにとって、多くの楽器で演奏される交響曲を作曲するうえでの頼りは、自身がもつ絶対音感と過去に聞いた楽器の音色だ。例えば記憶に残っているトロンボーンの音を思い浮かべながら数小節のメロディーを浮かべる。その後でトランペットほかの管楽器で旋律を考え、先のトロンボーンに重ねる。木管楽器、弦楽器も同じように作業を続けて複雑なメロディーを組む。これを何度も繰り返して曲が完成するというわけだ。
 作曲の際にも絶えず耳鳴りが邪魔をする。その「雑音」のすき間をぬって「降りてくる音を自らつかみ取る」と本人は話す。番組では、苦しみのあまりベッドから起き上がれない姿や、作業の追い込みのため薬を服用し、その影響で歩けないにもかかわらず這いつくばって机に向かうシーンが流された。東日本大震災の犠牲者や被災者のために鎮魂歌をつくろうと、氷点下の夜中の海岸に何時間も立ちつくす。命懸けで創作に臨む迫力はすさまじい。(私は、身体の震える感動を覚えました。)


 この交響曲第1番は、6月15日から全国ツァーが開始されます。そして12月28日には、広島で我が広島交響楽団の手によって演奏されます。広島出身で被爆二世の彼にとって、広島での演奏はその集大成となるでしょう。








 ご当地広島でのユニークな演奏会。「千田町被爆ピアノおかえりなさいコンサート」~被爆電車とともに奏でる平和の調べ~

 演奏場所が広島電鉄の千田車庫です。被爆ピアノが被爆電車と対面しての演奏会になるのでしょうか。

 





 今年の「8.6」は被爆68年です。


 被爆を風化させない取組みとして、この被爆ピアノコンサートは、先の佐村河内守のコンサートとともに注目されます。

コメント (2)
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