ザ・シンフォニーホール
2013年10月3日(木)
東のサントリーホール、西のザ・シンフォニーホールと対比してイメージしている私ですが、できたのはザ・シンフォニーホールが1982年、サントリーホールが1986年ですから、ザ・シンフォニーホールの方が少し早かったのですね。
私はサントリーホールは8回行ったことがあります。初めて行ったのは、1988年10月24日だったのですが、その音楽専門ホールとしての「豪華さ」に圧倒されました。それまでTVなんかでよく見ていたのは、あの無機質なようなNHKホールですから・・。
9月19日、初めて、ザ・シンフォニーホールへ行く機会がありました。大阪フィルの定期公演をシルバーエイジは何と1,000円!で聴くことができるのです。
ホールの初印象は、「質素」という感じでした。「質素」というのは、あくまでサントリーホールとの比較の上でですし、私は「質素」は美徳と思っていますので、決してけなしている訳ではありません。
演奏は19:00からでしたが、18:12到着。
シルバーチケトは枚数限定ですので、並ぶ必要があります。
何時も並んでいるという人の話だと、今日は何時もの2倍程度並んでいるとか・・。
2枚並んだ席をgetすることができました。入場18:41.
魅力的プログラムが並んでいます。
11月15日のブリテン「戦争レクイエム」は、気持ち的にはもう行くことにしました。
1700席ですから、小ぶりです。大音量が楽しめそうです。
大阪の人はエスカレータは左を空けるのですね。
2階のロビーでは、何やらトークをしていました。
チャイコフスキーです。
この日、トゥランガリラ協奏曲は大編成でした。
カラヤンが、「世界一の響き」と称し賞したといいます。
私には、ホールの響きの善し悪しはあまり分かりせん。
この日の演奏は、右端にチューバ、左端にトゥライアングルが配置されていて、「超ステレオ」を感じました。それぞれの音がする度に首を回すようになります。
これは2階席からです。
天井の反響板が綺麗です。
ラファエル・クーベリック
スメタナ弦楽四重奏団
この日の演奏の感想は、次です。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/4333d0072fab85ed9f99c6b17ebd6634
来年も魅力的な演奏があります。
・2014年1月25日 テミルカーノフ:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
・2014年4月13日 キーシン
・2014年10月11日 ゲルギエフ:マリインスキー歌劇場管弦楽団
・2014年11月1日 メータ:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
これからの人生で、8回以上行くことができるかな?
(2013年10月4日、追記)
ホールの前は公園になっています。その先には高層ビルが・・。
公演の前に公園で楽しむことができます。公演の後には公園で寛ぐことができます。ややこしい口演でした。V(^_^;)
今ではネットで抽選か先着入手できるので便利な時代になりました。
あれから もう30年ですか。。。。
ホールの前に公園があったと思います。30年前は あの杉並木 ではなく、5mくらいの 細々とした数本の木でした。今では うっそうとした杉に成長しています。
1984年にBPOに行かれたとは、羨ましい話です。しかも身近な席で。
私は2011年、長年の念願がかなって聴くことができたのですが、3000人規模の2階席の後ろの方でしたので、欲求不満でした。
公園には並ぶ必要があり、行けませんでした。追加でアップした写真では、確かにうっそうとしています。
翌年、今の天皇皇后両陛下(当時皇太子)が来賓で来られたとき、ここでしたね。
聴衆の座席が普通の会場ステージの目線より高い目なので木管楽器の音色は反響版の効果もあり抜群です。
ただ、一度、2Fのステージ横に座ったことがありましたが、金管楽器の音色がホールに跳ね返った音が多くなり、また違った曲として楽しめました。
2階席は、反響音が違うのですか・・、それは知りませんでした。私は2階席で聞くことはほとんどないのですが、楽器のバランスが良く聞こえるという感じはあります。