ディーゼル車の排ガス 路上走行時も検査へ
2016年3月5日(土)
国土交通省は、ディーゼル排気ガス検査に将来、路上走行時も加える方針だということです。今日の朝日新聞で報道されています。
「路上走行時も」の「も」が気になります。路上走行時だけで良いでしょ!また、ガソリン車についてどうするのか、記事にはありませんが、当然実施すべきでしょ!
これは、ネット情報ですが、マツダ以外は、意外や意外、いやそれ以上に詐欺ではないかと思えるほど、ベンチテストと走行時の乖離があります。この試験結果の報道を受けて、マツダの株価が上がったということです。まぁ大した額ではないですが。と言っても市場はマツダの技術力を評価したということになります。マツダのディーゼルエンジンの特徴は、低圧縮比ということです。他メーカーに対してどれだけのアドヴァンテージがあるか知りませんが、私しゃ、他社がサボっている側面もあると思います。(ベンチテストだという前提で、走行時は大幅に増えるという認識はあるにも関わらず、ほっといたということです。)
欧州では、この路上走行時の検査は昨年行っていて、私の記憶では、10社程度中1社を除くとベンチテストとの乖離が非常に大きかったということです。ただ、その1社はどこか明らかにされていませんが、マツダの可能性が高いと思います。
一昨日、トヨタのデーラーで自動車雑誌を見ていたら、CX-4を今年4月に発表し、秋頃から生産開始とありました。一方、ミニバンからは撤退するとアナウンスしています。マツダのSUVシフトが鮮明になってきましたね。CX-5は依然好調な販売を続けていますが、このCX-4も売れると思います。
マツダの中長期目標を掲げています。燃費について、「40㎞台の新型車も登場するかもしれない。」とあります。これ、ハイブリッド以上ということになります。(アクア37㎞)
マツダのエンジンが外販できるようになると、業績は飛躍的に向上すると思いますが、自動車メーカーの技術者というのはプライドがありますので、なかなか他車の技術(とりわけエンジン)を買おうとしません。私しゃ、トヨタがハイエースにマツダの2.2ℓディーゼルを載せると、バンバン売れるようになり、ウィン・ウィンの関係になると思うのですが・・。
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