ガラクタ新党
2017年9月23日(土)
「ガラクタ」とは、政党を離党した経験者のことを言います。政党の看板を掲げて当選した人は、離党ではなく、議員辞職がスジというものでしょう。候補者ではなく支持している政党から立候補しているからということで投票した有権者の「票」を霞め取ったに等しいと思いますです。いわば、詐欺ですわな。
ガラクタ集団が「新党」を作る動き、権力の思うつぼといったところでしょうか・・。
22日の朝日新聞です。
当事者が意識するかしないかは別として、凋落の安倍自民党を補完する勢力となる訳です。
小池人気により、自民党他の議席を奪うことになり、一定の政治勢力にはなると思います。ただ、小池氏にしろ、若狭氏にしろ、自民党の衆議院議員でしたので、自民党と何ら変わることはありません。いわゆる「改憲勢力」であります。自公+小池新党を合わすと、改憲勢力は増える可能性があります。→このことが、「権力に好都合」なのです。
いわゆる「新党」なるものが幾つできたでしょうか?ここ10年でも10は下らないと思います。いずれも分裂・消滅する運命にあります。新党を立ち上げる際、もっともらしく、「政策・理念云々」と高尚なことを言うのでありますが、所詮、選挙目当ての烏合の集で、選挙が終わると間もなく分裂そして消滅となります。
かつて、橋下前大阪府知事の人気を背景に、大阪維新の会(現日本維新の会)がブームを起こしました。現勢力15議席ですが、この政党は議席を減らすこと必定でしょう。実は、先の東京都議会議員選挙では2議席から1議席に減らし、票数は約半分になりました。都民ファーストの影響を大きく受けたのですね。衆議院選挙でも、小池新党の影響を受けることは間違いありません。何が言いたいかというと、日本維新の会も消滅を辿っているということです。