昨日から試験休み。
3年での授業は、新規開拓教材が少ないので、試験もだいたい基本はできているし、この先の予習もそんなに大変ではないように思える。
昔一生懸命勉強したおかげで、いま余裕がうまれているのだと思うと、昔の自分に感謝したい気持ちだ。
この先は、小論文、自己推薦書、などの書き物の指導が増えるだろう。
これも、ひとりひとりの生徒たちに何ができてないのか、だいたいわかるようになってきた。
ただし、何がだめなのかはすぐわかるのだが、それをどうすれば直せるかがわからない。
とりあえず、「ここがダメ」と書いて返却し書き直ししてもらうのだが、なかなか聞いてもらえない。
いちばん苦労するのは、言葉の次元の問題だ。
具体例としてリンゴとみかんをあげたら、次の段落で一回「くだもの」とまとめておくんだよ、という説明は納得してもらえる。
でもいざ書いてもらうと、「少子化と二酸化炭素が問題だ」風の文章になってしまうのだ。
それから、つい安易にまとめてしまうこと。
「~についてもう一度考え直してみる必要がある」というまとめ。
テレビのニュースキャスターが言う、これ以上の無責任はないだろうという、あのお約束の言葉である。
道徳的なまとめも、けっこうみんな好むようだ。
「地球環境を守るために、世界各国が真の意味で協力していかねばならない」
的なやつ。
「環境問題について述べよ」と問われたら、「なんで問題にする必要があるの?」ぐらいに斜にかまえたところから考え始める方が、いいものは書けるのだが … 。
いい小論文を書くには、本校の生徒たちは素直すぎるのだ。
幸いこっちは性格が悪いので、ねちっこく指導してあげたいと思う。
かっこよく言えば、価値の二面性に気づかせたいと思っている。
3年での授業は、新規開拓教材が少ないので、試験もだいたい基本はできているし、この先の予習もそんなに大変ではないように思える。
昔一生懸命勉強したおかげで、いま余裕がうまれているのだと思うと、昔の自分に感謝したい気持ちだ。
この先は、小論文、自己推薦書、などの書き物の指導が増えるだろう。
これも、ひとりひとりの生徒たちに何ができてないのか、だいたいわかるようになってきた。
ただし、何がだめなのかはすぐわかるのだが、それをどうすれば直せるかがわからない。
とりあえず、「ここがダメ」と書いて返却し書き直ししてもらうのだが、なかなか聞いてもらえない。
いちばん苦労するのは、言葉の次元の問題だ。
具体例としてリンゴとみかんをあげたら、次の段落で一回「くだもの」とまとめておくんだよ、という説明は納得してもらえる。
でもいざ書いてもらうと、「少子化と二酸化炭素が問題だ」風の文章になってしまうのだ。
それから、つい安易にまとめてしまうこと。
「~についてもう一度考え直してみる必要がある」というまとめ。
テレビのニュースキャスターが言う、これ以上の無責任はないだろうという、あのお約束の言葉である。
道徳的なまとめも、けっこうみんな好むようだ。
「地球環境を守るために、世界各国が真の意味で協力していかねばならない」
的なやつ。
「環境問題について述べよ」と問われたら、「なんで問題にする必要があるの?」ぐらいに斜にかまえたところから考え始める方が、いいものは書けるのだが … 。
いい小論文を書くには、本校の生徒たちは素直すぎるのだ。
幸いこっちは性格が悪いので、ねちっこく指導してあげたいと思う。
かっこよく言えば、価値の二面性に気づかせたいと思っている。