水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

12月16日

2008年12月16日 | 日々のあれこれ
 答案返却日。
 定演2部の企画や、1・3部の曲構成を首脳陣と打ち合わせした。みんなレスポンスがいいので、明るく前にすすんでいく。
 関係各方面への調整をはかるためのものではない、クリエイティブな会議だ。
 こういう話し合いは純粋に楽しく、文化部の持ち味であろう。
 これが大学のサークルになってくると、運営上の問題を解決するための話し合いなどに時間がとられたり、実務的な部分が多くなり、さらに文化系サークルだと、どのレベルのものを目標にするサークルなのか、という根源的悩みなんかが多くなってくるから大変だ。
 高校は、練習場所も所与のものとして存在し、事務的なことは顧問がやるから、純粋に部活動の内容ができる。
 う~ん、やはりめぐまれているなあ、高校生は。
 ときどき、君たちは勉強と部活だけやっていればいいのだ、と話す。
 「え~」という顔をする子もいるけど、ほんとにそうやって生きていっていいのだから、ていうかかえってそれがほめられたりまでするのだから、高校生は幸せだ。
 しかし、それがいかに幸せであるかに気づくのは難しい。
 自分も、昔はわからなかった。今のうちの部員達の方が、昔の自分よりははるかにおりこうだ。
 
コメント (1)
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