水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

白いごはん

2010年02月04日 | 日々のあれこれ
 昨日わけあって車を修理に出した帰り、神明町にある「ごとく」というラーメン屋さんに寄った。
 まったくはじめての店なので、基本のごとくラーメンをいただいた。
 おいしかった。ふつうにおいしかった。
 今風のラーメンって、やたら濃厚な豚骨だったり、魚介のだしがやたらたくさん入ってます!的なものだったりするが、奇をてらったものではなくまっすぐな仕事ぶりだと感じた(評論家か!)
 また近くを通りかかったらぜひ寄ってみたい。
 他のメニューも期待できるだろう。

 ラーメンはものすごく美味しいけど、チャーハンは食えたもんじゃない、という店はめったにない。
 メンチカツは絶品だが、ハヤシライスは論外だという洋食店に出会うこともなさそうだ。
 おかずはおいしいけど、白い米の飯が美味しく炊けてないお弁当やさんもない。
 逆の言い方もできる。
 白いごはんがおいしく炊けないお店に、おいしいお総菜は期待できないと。

 先日バンドをみていただいた先生に「まず白い飯を炊け、そのあとに炒飯つくってもいいし、カレーをかけてもいい。」とおそわった。
 いまのうちの状態は、ごはん炊けてるかなと思ってジャーのふたを開けたら、なんだか白米なのか炊き込みごはんなのか、そもそもホントに米を炊いたのか?的な状態といえるだろう。
 楽器をかまえて、ふつうに息を入れて普通に楽器を鳴らす。
 これが難しい。
 楽器が鳴ってないからユニゾンがあわない。
 そのままハーモニー練習をやってもあうはずがない。
 だからといって、ユニゾンがあうまで他の練習をしてはいけないのか、といったらたぶんそんなこともないと思うのだ。
 勉強でも、難しい内容にであったとき、100%理解できるまで前に進まないのではなく、ある程度は妥協して前に進み、またもどってきたらすっと理解できるということもある。
 エチュードも曲もやって、その結果たくさん吹くことができて、基本の奏法も上達するという面はある。
 ただし、合ってないものは合ってないと自覚できる力はもたないといけない。
 まず「白いご飯」という意識を強くもつことだ。

コメント
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