駒野選手をことをみんながみんな「悪くない悪くないよくやった」の大合唱をするのもおかしい、それが日本人の不気味なところだ、と言ってる評論家がいて、それもなるほどとは思うけど、それってほんとに「日本人の」現象なのだろうか。
小谷野敦さんが『日本文化論のインチキ 』で、これまで人口に膾炙した「日本人論」のウソくささをいくつも指摘されてらしたが、「日本人特有の現象ではないじゃないか」という形での批判も多かった。
鳩山さんがだめだとなれば一気にそういう流れになり、菅さんになれば急に支持率があがったかと思うと、こんどは消費税ときいたとたんに支持率をさげる。
もっと頭使った方がいいよね。
ワールドカップはじまる前は、岡田監督解任せよと多くの人が思ってて、おわってみると「おかちゃんありがとう」になる。
でもこれは「日本人の」ではなく、どの国でも同じなんじゃないだろうか。
「どこか攻めるぞ!」となれば国民の9割以上が賛成する、戦争が国技か? みたいな某大国もある。
今朝のウルグアイVSガーナ戦に、何人もの駒野選手がいた。
まわりの選手になぐさめられ、泣いていた。
きっと、国へ帰れば、慰めてくれるはずさ。
なぜ駒野選手に、負けた日本チームに人はやさしいのか。
それは、「人生とは負けるものだからだ」という内田樹先生の考察がさすがだ。
「だから、トーナメントという、一つをのぞいてすべてが負けていくシステムがある」というのは、なるほどと思う。
吹奏楽コンクールも、全国大会までみすえれば、トーナメントの精神に近いものがあるのではないだろうか。
普門館で最後に金賞をいただく10校以外は、いかに美しく散るか、いかに爽やかに負けるか、そしていかに人々の心に感動と共感をもたらすかが求められるのだ(なあんてねby松たか子)。
小谷野敦さんが『日本文化論のインチキ 』で、これまで人口に膾炙した「日本人論」のウソくささをいくつも指摘されてらしたが、「日本人特有の現象ではないじゃないか」という形での批判も多かった。
鳩山さんがだめだとなれば一気にそういう流れになり、菅さんになれば急に支持率があがったかと思うと、こんどは消費税ときいたとたんに支持率をさげる。
もっと頭使った方がいいよね。
ワールドカップはじまる前は、岡田監督解任せよと多くの人が思ってて、おわってみると「おかちゃんありがとう」になる。
でもこれは「日本人の」ではなく、どの国でも同じなんじゃないだろうか。
「どこか攻めるぞ!」となれば国民の9割以上が賛成する、戦争が国技か? みたいな某大国もある。
今朝のウルグアイVSガーナ戦に、何人もの駒野選手がいた。
まわりの選手になぐさめられ、泣いていた。
きっと、国へ帰れば、慰めてくれるはずさ。
なぜ駒野選手に、負けた日本チームに人はやさしいのか。
それは、「人生とは負けるものだからだ」という内田樹先生の考察がさすがだ。
「だから、トーナメントという、一つをのぞいてすべてが負けていくシステムがある」というのは、なるほどと思う。
吹奏楽コンクールも、全国大会までみすえれば、トーナメントの精神に近いものがあるのではないだろうか。
普門館で最後に金賞をいただく10校以外は、いかに美しく散るか、いかに爽やかに負けるか、そしていかに人々の心に感動と共感をもたらすかが求められるのだ(なあんてねby松たか子)。