ふだんの練習曲ではなくコンクールの曲で指揮をレッスンしていただいた。
「グリエールは何年生まれですか?」
「1800 … 」
「1875年ですね。同世代の作曲家というとたとえば誰がいますか?」
「 … 」
「ダンシングシーンは、どんな場面ですか? 何人ぐらいの踊り?」
「ええと、バレエのDVDとか見つからなかったので、よくわからないんです … 」
「もう少し曲自体にイメージがないとだめですね」
「すいません … 」
「ダンシングシーンの最後の和音の動きはなんて言うんですか、これ(ジャーン、ジャーン)」
「(あ、あれだ)アーメン終止ですね」
「そうです」
(へっへー。知ってるもんね。サブドミンナントからトニックにおさまるパターンね。部員に教えたこともあるもーん)
「じゃあ、ここはどうふればいいですか」
「へっ? ふ、振り方ですか」
「じゃ、こう言いましょうか。アクセントはどっち」
「アーの方ですか?」
「そうですね。メンを強くしたら、剣道になってしまいますよ」
なるほど … 。
曲を分析して振るとはこういうことなのか … 。
「フレーズをだして」「もっと唄って」
「楽譜に書いてなくても何かやらなきゃ」
「もっとおおげさにやらないと、絶対につたわらないですよ」
ふだんの合奏のとき、自分が発している言葉がそのまま、自分にかえってきてるようだった。
もっと本気で譜読みしないといけない、徹底的にやろうという思いにうちひしがれた。
それにしても暑い。
久喜駅のホームで缶ビール一本呑むことを、いったい誰がせめられようか。
明日からがっつり譜読みしていくためには、今日はしっかりからだを休める必要があると思い、湘南新宿ラインで新宿へ。
まだ観てなかった「シーサイドモーテル」に間に合ったと思ったら、満席だった。
うそ!
たぶん南古谷ウニクスだったら、土日でも5人いることは考えられない。
さすが新宿だ。
せっかくなので、スラックスとYシャツを買って、久しぶりにGOGOカレーを食し、学校にもどり少し採点という一日だった。
「グリエールは何年生まれですか?」
「1800 … 」
「1875年ですね。同世代の作曲家というとたとえば誰がいますか?」
「 … 」
「ダンシングシーンは、どんな場面ですか? 何人ぐらいの踊り?」
「ええと、バレエのDVDとか見つからなかったので、よくわからないんです … 」
「もう少し曲自体にイメージがないとだめですね」
「すいません … 」
「ダンシングシーンの最後の和音の動きはなんて言うんですか、これ(ジャーン、ジャーン)」
「(あ、あれだ)アーメン終止ですね」
「そうです」
(へっへー。知ってるもんね。サブドミンナントからトニックにおさまるパターンね。部員に教えたこともあるもーん)
「じゃあ、ここはどうふればいいですか」
「へっ? ふ、振り方ですか」
「じゃ、こう言いましょうか。アクセントはどっち」
「アーの方ですか?」
「そうですね。メンを強くしたら、剣道になってしまいますよ」
なるほど … 。
曲を分析して振るとはこういうことなのか … 。
「フレーズをだして」「もっと唄って」
「楽譜に書いてなくても何かやらなきゃ」
「もっとおおげさにやらないと、絶対につたわらないですよ」
ふだんの合奏のとき、自分が発している言葉がそのまま、自分にかえってきてるようだった。
もっと本気で譜読みしないといけない、徹底的にやろうという思いにうちひしがれた。
それにしても暑い。
久喜駅のホームで缶ビール一本呑むことを、いったい誰がせめられようか。
明日からがっつり譜読みしていくためには、今日はしっかりからだを休める必要があると思い、湘南新宿ラインで新宿へ。
まだ観てなかった「シーサイドモーテル」に間に合ったと思ったら、満席だった。
うそ!
たぶん南古谷ウニクスだったら、土日でも5人いることは考えられない。
さすが新宿だ。
せっかくなので、スラックスとYシャツを買って、久しぶりにGOGOカレーを食し、学校にもどり少し採点という一日だった。