みんなで立教新座さんの定期演奏会に出かけた。
きゅうきょチラシを印刷し持っていったら、OBの方がこころよく挟んでくれた。
場所は所沢ミューズ。本校も過去一度だけ定演を行ったことがある。
ミューズができたばかりの頃、コンクールや西部地区の大会で使用するたびに、いくらなんでもこのホールは響きすぎではないかと感じたものだが、最近は落ち着いたほどよい響きになったような気がする。
超名門校ほどの大人数ではないぐらいいの吹奏楽バンドが手堅く演奏すると、実に聞きやすい。
秋の合同演奏会依頼、何ヶ月かぶりに聞いた立教さんの演奏は、バランスがよく実にまとまって聞こえた。
いろんな企画やMCもほどよく抑制がきいていて、全体に知的な雰囲気がただよっている。
冷静に見れば、少しサムいかな、ツメが甘いかなというネタもあったかもしれないが、自信をもってやりきろうとしていたのが立派だ。
自分達がやっていることへの自信を感じる。やらされている感がまったくない。
志村先生のご指導もあるのだろう。親しくさせていただいて日が浅いが、先生が立教さんに赴任して六年だと言う。つまりそのときの中1が、今日の演奏会で高校3年となって卒部していく。
感慨深いのだろうか「30歳になってミッキーの着ぐるみを着る自分によくついてきてくれた」という主旨のお話をされていた。
一部の県立高校さんとちがって、異同を考えずに指導し続けられるはずだから、これからますます伸びるバンドだろう。
なぁんて、評論家みたく言ってる場合じゃなかった。こっちも当事者だ。
50歳過ぎて女装してる自分もえらいけど、そんなことより演奏で名をはせられるように、一歩踏み出していかねば。
演奏会後、ミューズのリフレッシュコーナーで幹部とミーティングを行い、定演の中身をつめ、年始までの宿題を確認して解散した。
明日は、指導者講習会にでかける。