水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

埼玉県高等学校吹奏楽演奏会2020

2020年08月09日 | 日々のあれこれ
 会場 さいたま市文化センター
 日時 8月9日5番
 曲目 ミュージカル「レミゼラブル」より
    熱帯JAZZ楽団ver「セプテンバー」

 目の前の客席にお客さんはいなくても、
 どの団体の演奏も、届けたい人のことを思い浮かべ、
 演奏できることへの感謝の思いがこめられた、あたたかいものでした。
 うちもいい感じだったと思います!
 舞台袖で手拍子してくださった役員の先生、伊奈学園のみなさん、ありがとうございます!
 保護者のみなさま、17日をお楽しみに!
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弱者の戦略

2020年08月09日 | 学年だよりなど
  3学年だより「弱者の戦略」


 「本番に強い人」という言い方がある。
 傍からそう見えても、言われた当人は特別自分が「本番に強い」とは感じていない。
 その人にとっては、本番の出来は意外ではなく、自分なりに手応えを感じていたはずだ。
 または、自分は本番に弱いと恐れていて徹底して準備してきた結果かも知れない。
 ものすごくがんばって、大変な努力をして手に入れた結果でも、他人は「運がいい」とか、「本番にだけ強い」と評するものだ。
 たしかに、正しい努力をし続ける人は、準備の段階では結果が出ていないことは多い。
 むしろ本番の前段階では、きちんと失敗しておいて、自分の弱点を出し切る必要があるからだ。
 自分の失敗を客観化することで、「上から目線」でミスを見ることできる。
 できの悪かった模試は、自分の弱点をはっきりと示してくれる宝物だ。
 弱点を補っていきさえすれば、本番では同じミスをしない。
 ただし当たり前の話だが、模試は入試ではない。
 最終目標は模試でいい判定を出すことではなく、志望校の合格最低点をクリアすることだ。
 入試の結果と模試の偏差値は、もちろん相関はあるが、そのままにはならない。
 「安全校」にことごとく落ちて、第一志望「だけ」受かる例は普通にある。
 過去問を解いてみて、同じラインの問題で6割~7割の点数をとるには、何をどうすればいいかという戦略を立てられるかどうかだ。


~ たとえば早稲田の文系学部を受験するなら、6割5分から7割得点できれば合格できる。早稲田の文系学部を狙うなら、赤本を解き、厳しく自己採点し、間違い直しを厳密にすればよい。4割が4割5分、4割5分が5割と、波があるのは仕方ないが着実に点数は上がってゆく。敵は他の受験生ではない。入試問題なのだ。偏差値より合格最低点を気にしよう。
 過去問は受験生の弱点をあぶりだす。足つぼマッサージが内臓の悪い部分を教えるように、過去問はウィークポイントをクッキリ明確にする。英語のイディオムが弱ければ補強すればよいし、日本史の戦後史が弱ければ、歴代内閣ごとに詳細な年表を作ってみればよい。
 憧れの早稲田大学という背広を着こなせる体型を作りあげるために、過去問を解いて、無駄な贅肉を削ぎ落とす作業を続ければ合格できる。過去問を解けば、早稲田の問題という背広に、自分の身体がフィットしてゆく過程が体感できる。そのうち早稲田の問題が、自分の体型に合わせて作られたオーダーメードの背広のように思えるはずだ。 (笠見未央『難関私大・文系をめざせ!』高陵社書店)
 ~


 どんな問題が出ても対応出来るほどの圧倒的な力を持つ人であれば、特別な志望校対策を必要としない。しかし実際には、そんな人はいない。楽勝でいい成績をとっているように見える人は、とんでもなくやっている。楽勝に見えるのはステージが違いすぎるからだ。
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8月の演奏予定

2020年08月09日 | 日々のあれこれ
8月の演奏予定(7月30日現在)

 8月9日(日) 「埼玉県高等学校吹奏楽演奏会2020」@さいたま市文化センター
  無観客での演奏会です。二日間にわかれて県内の高校31団体が演奏します。

 8月17日(月) 「和光国際高校定期演奏会」@和光市文化会館サンアゼリア
  夜の部の第二部ステージでゲスト出演します。ご家族の方にご来場いただけます。

 大々的にみなさまをお誘いできる形になかなかなりませんが、がんばって練習しています。
 今しばらくお待ちください!!
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