水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

和光国際高校吹奏楽部演奏会

2020年08月17日 | 学年だよりなど
和光国際高校吹奏楽部第25回定期演奏会@和光市民会館サンアゼリア

夜の部 16:30開場 17:00開演
    2部 川越東ステージ 17:45頃~
    ミュージカル「レミゼラブル」より、「Septemberセプテンバー」、「嵐メドレー」

    ご来場いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました!!
    和光国際高校吹奏楽部のみなさま、貴重な機会をありがとうございました!!
コメント (2)
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1年目

2020年08月17日 | 学年だよりなど
  3学年だより「1年目」


 何らかのことを身につけようとした時には、たとえばスポーツでもいいし、楽器やダンス、語学など、どんなものであっても、5年、10年という単位での時間の積み重ねが必要となる。
 何が自分に合ってるのかは、やってみないとわからないので、たとえば半年やってみて違うなと思ったら、すぱっと他のことに切り替えてもいいし、逆に、才能を感じられなくても好きでずっとやっていられることなら、続けた方がいい。
 それが何にせよ、「少したしなみました」と言えるレベルになるには、最低10年はかかる。
 高校に入って始めたスポーツなら、大学で4年間続け、就職してからも時間をつくってやり続けるレベルになると、自分の人生の大切なものに変わるだろう。
 現役のプレーヤーとしてはだんだんと体が動かなくなってくるのはしょうがないが、そこまでやり続けたことで得られた様々なものは、仕事そのものにも役に立つ。何より自分の支えになる。
 社会人になっても続けられることに、学生時代に出会えたなら幸せだ。
 かりに大学に入ってから出会ったことを、本気でやってみたくなって10年経ったとき、みなさんはその時点でまだ20代だ。これを人生の可能性といわずして、なんと言おう。
 今やっている勉強は、数ヶ月後の受験とともに終わるものでは全くない。


~ たとえば「10年後に英語でインタビューに答えたい」という明確な目標があるのなら、今からその勉強をスタートしているべきである。
 決してラスト1年間にかけるのではなく、今からその準備をすべきである。
 すでに英語でインタビューに答えられる人に必ず直接聞いて、自分の語学力や記憶力と相談しながらカリキュラムを組むのだ。
 場合によっては英会話教室や家庭教師を雇うかもしれない。
 あるいはネットの指導があなたには合うかもしれない。
 いずれにせよ、「将来こうなりたい!」から逆算して中長期的にコツコツ勉強することで、あなたの人生は格段に充実したものになるのだ。
 英語でインタビューに答えるという目標に限らず、世の中で一目置かれるような能力を習得するためには一般に5年から10年といった期間の勉強が必要になる。
 医師国家試験に合格するためだとか、大学院の博士号を取得するためだとか、いずれも本気で意識してから10年間は勉強しなければならないだろう。
 何かの分野で「おっ」と思われるには人生でその程度の努力は必須というわけだ。
 なぜ一目置かれるかと言えば、それを獲得するのに時間がかかるからである。 ~


 これからの10年の1年目として今年をすごしたとしよう。10年後、全くちがったステージを見据えることができる日が、目の前に出現する。
 そのとき、受験勉強なんて「かわいい」ものだったよね、と思えるだろう。
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