~ 絵に描ける楊貴妃の容貌は、いみじき絵師と言へども、筆限りありければ、いと匂ひ少なし。太液の芙蓉、未央の柳も、げに通ひたりし容貌を、唐めいたるよそひはうるはしうこそありけめ、なつかしうらうたげなりしを思し出づるに、花鳥の色にも音にも、よそふべきかたぞなき。(『源氏物語』「桐壺」) ~
理系の夏期講習で「共通テスト試行問題」の古文を扱う。
予習は前にしてあるよね、とプリントを見つけてみると書き込みがあって安心した。
上記の、桐壺の帝が、楊貴妃と比較しながら、亡くなった桐壺更衣を思い出す場面。
「こそ~けめ、」は逆接で、前後を対称的にとらえる … などと普通なら書き込むものだが、さすがおれクラスになると違うな。
「唐めいたる」に線を引いて、ボンドガール? プレイボーイガール? と書いてある。
「なつかしうらうたげなりし」からは、永野芽郁? 西野七瀬? と。
妖艶な美しさであったろう楊貴妃と、「人なつこくてかわいかった」桐壺更衣とをどうイメージさせるかという予習をしていたということだ。ナイス、おれ。
「源氏物語」のような有名作品は、お話の概略を知っていた方がいい、マンガ「あさきゆめみし」を読んで、作品全体像を把握しようという、わりと定番の勉強法がある。たしかに時間があるなら読んだ方がいい。
「登場人物を実在の人に置き換えると憶えやすい」というのも、一つのコツになるんじゃないかな。
思えば、はるか昔日本史の鎌倉時代が得意だったのは、石坂浩二の源頼朝、岩下志麻の北条政子でイメージを確固たるものにしていたからだろう。今の高校生は明智光秀を長谷川博己で憶えることになるのか。
まてよ、桐壺更衣をガッキーにして、藤壺女御を芽郁ちゃん、桐壺帝をムロツヨシにおいてみればいいのか。家族構成は変わるが。
光源氏は、今までいろんな役者さんが演じてきた。沢田研二、東山紀之、生田斗真。最近なら千葉雄大か。天海祐希さんという大技もあった。今なら山下智久さんではないだろうか。頭中将は亀梨さんで。朧月夜に手を出して須磨に配流されちゃった。
自分的に六条御息所は満島ひかり、女三の宮は森七菜、明石の君に小松菜奈、夕顔は唐田えりかさんがいい。
かんじんの紫の上が思い浮かばない。
理系の夏期講習で「共通テスト試行問題」の古文を扱う。
予習は前にしてあるよね、とプリントを見つけてみると書き込みがあって安心した。
上記の、桐壺の帝が、楊貴妃と比較しながら、亡くなった桐壺更衣を思い出す場面。
「こそ~けめ、」は逆接で、前後を対称的にとらえる … などと普通なら書き込むものだが、さすがおれクラスになると違うな。
「唐めいたる」に線を引いて、ボンドガール? プレイボーイガール? と書いてある。
「なつかしうらうたげなりし」からは、永野芽郁? 西野七瀬? と。
妖艶な美しさであったろう楊貴妃と、「人なつこくてかわいかった」桐壺更衣とをどうイメージさせるかという予習をしていたということだ。ナイス、おれ。
「源氏物語」のような有名作品は、お話の概略を知っていた方がいい、マンガ「あさきゆめみし」を読んで、作品全体像を把握しようという、わりと定番の勉強法がある。たしかに時間があるなら読んだ方がいい。
「登場人物を実在の人に置き換えると憶えやすい」というのも、一つのコツになるんじゃないかな。
思えば、はるか昔日本史の鎌倉時代が得意だったのは、石坂浩二の源頼朝、岩下志麻の北条政子でイメージを確固たるものにしていたからだろう。今の高校生は明智光秀を長谷川博己で憶えることになるのか。
まてよ、桐壺更衣をガッキーにして、藤壺女御を芽郁ちゃん、桐壺帝をムロツヨシにおいてみればいいのか。家族構成は変わるが。
光源氏は、今までいろんな役者さんが演じてきた。沢田研二、東山紀之、生田斗真。最近なら千葉雄大か。天海祐希さんという大技もあった。今なら山下智久さんではないだろうか。頭中将は亀梨さんで。朧月夜に手を出して須磨に配流されちゃった。
自分的に六条御息所は満島ひかり、女三の宮は森七菜、明石の君に小松菜奈、夕顔は唐田えりかさんがいい。
かんじんの紫の上が思い浮かばない。