欧州選手権(男子9日~13日、女子17日~20日・メルシン)を前に、チェコのアネタ・ハラソワと、デビッド・イェッセンがインタビューにこたえました
・チェコ体操連盟
ハラソワ
新型コロナの影響で屋内の練習ができなかった時期、屋外で走ったり基本的なトレーニングだけだったそうです。秋の感染再拡大真っ最中にクロアチア合宿をおこない私を驚かせましたが、帰国後に選手数名が陽性になってしまい(ええっ)、10日間隔離されたそうです。(合宿の報告などがいっさいなく、おかしいと思っていました・・・)合宿自体はよかったと話しています。
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イェッセン(チェコ生まれで米国育ちの選手。全米ジュニア代表をへて2015年にチェコ国籍に。チェコ語は少し話せるとされています)
(米国から)9月に調整のためチェコへ。その後米国へ戻り、ふたたび3週間前に欧州選手権出場のためチェコへ。まったく練習できない時期がほとんどなく有利だと思うとし、調子もよく大会が楽しみだと話しました。スタンフォード大の学生ですが、大学には3月から行っておらず、大学での練習はしていないそうです。大会では、シニア団体で6位以内、さらにミスなく演技したいと話しました。
よく何度も海外渡航できたなと思いますが、検査や隔離などのルールには従っていたもよう。だとすると、練習できない日数が多くなり、発言と矛盾する気もしますが・・・まあいいか
クロアチア男子が5日、欧州選手権(9日~13日・メルシン)へ向け出発します
・クロアチア体操連盟
スルビッチ、セリグマン、ウーデらトップ選手とジュニアに加え、コーチ、審判、セラピストらですが、出発前の新型コロナの検査では無事陰性に。トルコでは数日前に厳しい外出制限がとられましたが、政府はこの大会の開催を特別に認めたということです。
スルビッチは、例年12月に大きな大会はないので、この時期に欧州選手権というのは変な感じするとしながら、調子はよいと話しました。欠場する国が多いことについては、「気にしない」としています。来年の東京五輪のためにもよい演技をして、大変な年だった2020年をポジティブに締めくくりたいと語りました。セリグマン、クロアチア体操連盟会長のモズニクの談話も紹介しています(省略しますけれども)
欧州選手権に出場しないスペインが、国内大会を開催します
・スペイン体操連盟
スペイン選手権(4日~9日・バリャドリッド)
4日~6日 体操女子
7日~8日 体操男子
9日 アクロ
新型コロナの影響が大きかったスペインでは練習さえできない時期もあり、関係者によりますと「また大会に出たいという選手たちの夢」を叶えるものだとしています。感染対策は厳格で、
・検温、消毒、換気をおこなう
・演技中以外はマスク着用
・更衣室は使用禁止
・審判、役員のミーティングはおこなわない
・無観客
など。参加人数は抑えたとしていますが、500人以上が出場予定(けっこう多いですね)で、ザパタ、アバド、ペレスら。大会のもようはネットで中継されるそうです。
男子の欧州選手権(9日~13日・メルシン)に出場するハンガリーのジュニアのメンバーが決定しました
・ハンガリー体操連盟
ジュニアのエース、バラズを含む5人ですが、監督によりますと、2人の選手の親が渡航に同意しなかったためここに含まれていないとしています。ハンガリーでは18歳以下の選手については親の承諾を得ることにしているそうです(色々とたいへんですね・・・)
別記事によりますとすでにシニア、ジュニア全員が新型コロナの検査で陰性となり、5日の出発を待つばかり。これがジュニア最後の大会となるバラズは、「(コロナの影響で大会がなく)長く退屈な一年だった。よい結果を出してジュニアに別れを告げたい」と話しました。
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<大会日程>
7(月) ジュニア本会場練習
8(火) シニア本会場練習
9(水) ジュニア予選
10(木) シニア予選
11(金) ジュニア個人総合決勝
12(土) シニア団体決勝
13(日) ジュニア、シニア種目別決勝
偶数年の今年は、ジュニア団体、シニア個人総合はありません。