今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

質問コーナー閉鎖

2012年10月21日 | 生活
我が「気象の世界」のサイトの読者質問コーナーの受付を残念ながら閉鎖した。
質問者にこちらが回答を送付しても、無反応が続いたため。
すなわち、人にものを尋ね、回答を得られたら、黙って去っていくような人が続出したから。
コミュニケーションのマナー違反がかくも多いと、回答する気力が失せる。
人に相談するというより、情報を検索したという感覚なのだろう。

金銭に置き換えたくないが、分かりやすいので置き換えると、
こちらは専門的知識を得るのに、多大な費用と労力を費やしている。
すなわちコストがかかっている。
そして、回答する作業にもそれなりの頭脳労働的コストがかかっている。
なので、本来なら有料にしてもおかしくない。
というか、情報サービスは書籍代と同様有料であって当然の価値をもっている。

ただそれで食べていくつもりはないので、サービス(奉仕)として情報提供していた。
そこには金銭は不要でも、絶対必要なものが残っている。
礼(敬意)の心だ。
これさえあれば、社会はきちんと成立する、というのが
礼治主義の理想(儒家思想)。

これが無理なら、ルールでがんじがらめにする法治主義(法家思想)しかない。
法治主義の発想では、法的義務のない”礼(ありがとう)”などは不要。

かような法治主義者たちとは私はソリが合わないので、
彼らと接触しないことにした。