大学院以降の同窓会に初めて参加した。
「院以降」という意味は、学部は同じ大学でも別系統だったから。
同窓会には会費だけは払っていたものの、ずっと名古屋に行っていたこともあり、
一度も会合には出席できなかった。
今回あえて出席した理由は、会長がお世話になった同分野の先生で、
これまたお世話になった先輩の講演があり、そのテーマが面白そうだったから。
会場となっている茅場町のホテルに行ってみたら、
ホテルからして意外に小規模でこじんまりしていた。
その分気安い雰囲気。
院時代の先生や先輩、そして同輩と超久しぶりに会って、昔話や現況に花を咲かせた。
有名人である大御所の先生とも直接話せたのもうれしい。
この歳になると、新たな出会いがほとんどなくなることもあり、
旧い縁を大切にしたくなる。
一般的に、同窓会には若手より年配者の出席が多いのはそのため。
あまり望みのない未来より、長く生きてきた過去が重要になるということか。
毎年出られるものではないが、とにかく楽しかった。