私が一人でやっている活動の1つに、給与所得者の年二回の楽しみであるボーナス支給日(ナス日)に茄子(ナスビ)を、しかも可能なら「麻婆茄子」にして食べる行事がある。
いわば現代的な年中行事の実践である。
実は、我が勤務先は、世間様にひと足お先に本日ナス日を迎えた。
といっても、今日は夜に実家に帰京するので、 せわしないこともあり、夕食を作って待っててくれている母には何も伝えなかった。
それでも、帰宅途中のスーパーで、夕食の総菜として「茄子の油炒め」を買った。
帰宅すると、母は夕食の仕度をしていて、出て来たのは、なんと「麻婆茄子」!
なんでも”陳さん”の冷凍中華総菜を定期購入していて、手元にあったのが麻婆茄子だったというのだ。
それと私が買ってきた「茄子の炒め」が加わり、さらに漬物にも茄子が出て来た。
かくして茄子三昧を味わえたナス日であった
(私はもともと茄子が好物でもある)。
というわけでこのイベントでは麻婆茄子にこだわるだけで、浮かれて余分な散財はしない(いつも飲む第三のビールがエビスになる程度)。
実家への仕送りには反映させるが、あとは積立預金額が臨時にぐっと増えるだけである。