この寛容な私でも断固同居を拒否する、すなわち”不倶戴天井”(天井を共有できない)のアイツとなんと4月で2回も遭遇してしまった。
名古屋宅内で黒ゴキブリと。
その姿を見ると、例え就寝直前であっても、全身の血が逆流して、とにかくソイツを家から追い出すことが最優先となる(殺すことが目的でない)。
春の4月に2回とは、今までにない高頻度。
いったいどうしたことか。
黒ゴキブリは、外からの侵入者(屋内で繁殖するのは飲食店の調理場にいる茶バネゴキブリ)。
2回とも見たのはワンルームの居間とは別の台所・バストイレのある空間だった(我がワンルームには別空間がある)。
奴らの侵入経路は、まずは堂々と玄関のドア。
次いで開け放たれた窓(翔んで入ってくる)。
今の時期、これらを開けっぱなしにはしていない。
すると残りは、排水口。
流しと浴室の洗面台・洗い場の排水口には、蓋状の覆いを被せてある。
唯一口を開けっぱなしにしているのは浴槽内の排水口。
週末帰京している数日間は、浴槽が不使用となるので、そこの排水溝を伝って入り込むことが可能だ。
奴らが浴槽内側の壁面を登れるのかは疑問だが、ここの浴槽は年数が経っていることもあって、それなりに細かい傷もあろう。
ということで、まずは浴槽の栓をすることにした。
ついでにドラッグストアで、従来の殺虫剤に代る、事前に空間に噴霧してゴキブリを駆除する無煙駆除剤なる新製品を購入した。
これを帰京前に噴霧してみる。
とにかく二度とアイツに逢いたくない。