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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

期日前投票してきた

2012年12月10日 | 時事
東京で期日前投票を済ませてきた。
区の出張所の狭い一画に、係の人と立会人合せて6名ほどが見つめる中、
合計4回の投票(同じ投票箱)をするのは、いささか緊張を覚えるが、
民主主義国家としてはそれだけ重要な行為なわけだ。

比例区では政党を選び、選挙区では候補者個人を選択。
その結果、選挙区で投票した候補者の政党は比例区で投票した政党とは異なる結果になった。
投票内容は今は記さないが、
「自民党が第1党に返り咲く」のが確実視されているということを踏まえた。

”無党派層”である私の判断過程としては、
まずは、自民党に安定多数を期待するか、それともチェック機能を働かせたいのか、から始まり、
チェック機能は内から(公明党)と外からのどちらかか、
外からという場合は、第2極としてどこを選ぶかということになる。

ここまで絞れば、あとは各党のマニフェスト(政権公約)を読み比べればいい。
読むポイントがよくわからない人は、
言論NPOによる各党の「マニフェスト評価」採点を参考にするのもよい。
ただし、点数だけで判断しないで、具体的な評価内容を読み、
最後は、自分の目でマニフェストに目を通すべき。
ザ・選挙のサイトに各党のHPのリンクがある。

あと、都知事選も投票。
毎回、実質的選択肢に乏しいのが残念。

そして、最高裁判事の国民審査。
これは法科出身の父がやっていたように全員×。
父の行為はこの制度に対する批判としてだったが、
私は、まじめに×をつける人たちの結果が少しは実現されやすいように、
全員の審査ラインを一律に上げる目的。

投票を済ませ、
帰りがけ、年末ジャンボ宝くじを買った。
寡欲な私は、一等の他に前後賞まではいらないので、
そして最下位の300円まで必ず1枚ほしいわけでもないので、
”連番”ではなく、”バラ”で買う。
なにしろバラの方が、当選を確認する時間が長くかかる分、”楽しみが終わる”時間も長引くから。

投票前の参考サイト

2012年12月08日 | 時事
私は明後日に期日前投票をするのだが、手元には選挙公報がない。
仕方ないので、「ザ・選挙」というサイトで
各政党と選挙区の地元候補者の情報を入手している。

このサイトにも、原発・消費税・TPPについての各党の賛否の表があるが、
賛否だけなら、中学生だって言える。

どうせ表にするなら、
原発は、エネルギー政策全体の見通し、安全性の確保、そして福島原発事故の対策にも、
消費税は、国家財政の再建プラン、税制全体の構造的改革との関連にも
TPPは、産業貿易政策との関連ついてにも比べてほしいし、
その他に、景気対策、外交・防衛(領土問題と基地問題)、福祉(年金)、国土整備と防災なども表にしてほしいが、
このサイトにそこまで望むのは酷なので、リンクされている各党のサイトで読み比べることにする。

前回の選挙でもこのサイトから、マニフェストやアジェンダやらを読み比べた。

口当たりがいい抽象的なセリフなら、シロウトだって言える。
どこまで具体的で実現可能な、あるいはその困難さを自覚した見解をもっているかが政治家たるもの。

といっても、前回の民主党のように、威勢よくかかげたマニフェストをことごとく反故にする可能性もある。
このサイトでは無理だが、政党を構成する主要メンバーの方向性や政治家としての実行力も考慮したい。

振り子運動で自民圧勝?

2012年12月07日 | 時事
自民党が圧勝すると予想されているらしい(アナウンス効果もあるかも)。
つまり前回、「自民にお灸をすえる」つもりで、
ろくにマニフェストも読まずに民主党に入れた人たちが、
今度はこぞって自民に入れるようだ。
お灸をすえた原因が解決したということなのか?

こういう人たちが”大衆”なんだろう。
小選挙区制は”大衆”の右往左往(振り子運動)がそのまま政権を左右する。
大衆は仕方ないが、政権を担いうる政党はせめて地に足がついた政策能力をもってほしい。

民主党は未熟だったので、私は成熟に期待していたのだが、
成熟する前に政権を担わされてしまった結果、シロウト的なボロを出しまくりで、
かえって今後の成熟の機会さえ奪われようとしている(壊滅の危機にある)。

石原慎太郎はその民主党に代る”第2極”を目指そうとしているが、
安倍自民党総裁との政治的距離が小さすぎて、
反民主はもちろん、反自民の受け皿にもなれそうもない。

ちなみに、マスコミが重視している、各党の脱原発度の差異は
問題の本質からズレている。
原発問題の(隠された)本質は、「エネルギー供給」ではなく「安全保障」であると明言しているのは、
石原慎太郎と社民・共産の両極だ。

すなわち、その本質によれば、原発で全国の電力をまかなう必要もなく、
逆に電力が足りれば原発が不要となるわけでもない。
反対の立場から言えば、原発は核技術の保持であるがゆえに絶対反対なのであり、
事故の危険性が根拠なのではない。

なので事故を受けての”卒”原発のみを旗印にしている党は、一部の大衆の共感を得るかもしれないが、
国家運営の能力は期待できない。

かように欠点しか見えてこないので、消去法で決めるしかないか。

プレッシャーからの解放

2012年12月05日 | お仕事
2つの講演、自分にかかわる事項の会議での承認、
教務委員としての学生へのガイダンスと、
プレッシャーとなっていた業務が次々とこなされていく。

私事においても、たとえば、
先日、自家用車のタイヤに空気を入れていたら、
寒さで指がかじかんでいたせいもあって、
空気を入れる穴のキャップを車輪の中の空間に落としてしまった。
なくてもタイヤの空気圧に支障はないだろうが、
キャップがないタイヤであること自体、気掛かりとなってしまう。
翌日、近所のオートバックスに行って、
キャップがあったら購入しようと、レジに問い合わせたら、
奥の車検場からキャップを持ってきて渡してくれた。
値段を尋ねると、無料でいいという。
お礼を言って、ありがたくいただいた。
そのキャップはタイヤにぴったりはまった。

かように、公私にわたる懸案事項が発生しては解決していく。
今年で残っているのは授業と卒論指導だけ。

先月までの呻吟・懊悩の毎日はどこへやら。
精神的重圧がまったくない日々のなんと幸福なこと。
この状態で年の瀬を迎えることができる。
来週はボーナスが出るし

どこに投票するか

2012年12月04日 | 時事
いよいよ選挙戦。
どこに投票するか。
残念ながら、多くの人にとっては、どの党がいいかではなく、
どの党がダメでないかという、消極的選択しかできない。

前回の衆院選とは逆に、民主から自民への政権奪還が確実視されている。

そこで、前回の衆院戦の時の、私のブログの記事を見直すと、
大勝ちが確定的な民主党の次の惨敗が予想されていた。

そして、その後の参院選時のブログの記事では、弱小政党の効率のよい存在感が指摘されてあった。

一番つまらない投票行動は、大勝ちが確定的な現野党に、
たいした共感もなく、ただ今の政権を”懲らしめる”ためだけに投票すること。
前回民主党に入れた多くの人は、この愚かさを反省したはず。

私は前回は、民主党のマニフェストを見て、こりゃダメだと思い、入れなかった。
ダメだと思った多くのマニフェストは、幸い実行されなかったが、
唯一賛同した「八ッ場ダムをはじめとする公共事業の見直し」は反故にされた。

では何を基準に投票を判断したらいいか。
これが意外に難しい。

「政策に決まっているだろ」というわけではない。
政策に共感できるからといって、創価学会嫌いな人は公明党には入れない。
幸福実現党においても同様。
小沢嫌いな人も、未来の党に共感しても二の足を踏むだろう。

さらに低次元になるが、私は、「みんなの党」というネーミングにとってもがっかりしたし、
佐幕派の子孫として、「維新」を謳う政党はそれだけで拒否感を覚える。

まぁ、要するに単に具体的な政策だけでなく、人間的信頼性や理念的方向性など、
総合的に判断した方がいいって事。
何しろ、肝心の”政策”が、政権をとった後、ころころ変更されるわけだしね…

講演って難しい

2012年12月03日 | お仕事
勤務先の大学で、一般向けに防災の講演をした。
防災については、防災士・危機管理主任・気象予報士の立場から、訴えたいことがいろいろあるので、
どうしても熱が入り、時間オーバーとなる。

だが、やはり今回も、先週の作法の講演に続き、後味が悪かった。
その理由は、聞き手に満足してもらえたか、自信がないからだ。

特に防災については、聞き手の知識レベルに幅があり、
ある人には難しすぎ、別の人には簡単すぎたはず。
焦点を当てるレベルが定まりにくかった。

災害被害者を1人でも減らしたい、という想いだけは伝わったと思うが…

トンネルは嫌い

2012年12月02日 | 時事
私は閉所恐怖ではないが、トンネルは嫌いだ。
そもそも地下鉄が好きでない。

また、車の運転は嫌いでないが、高速道路は嫌い。
一歩間違えば大事故につながる危険性を背負ったまま
運転しつづける精神的緊張の持続に堪えられないから。
よほど遠方でないかぎり、だいたい100km以内なら、一般道を使う。

なので「高速道路のトンネル」は嫌いが重なって大嫌い。

一番嫌いなトンネルは中央道の「恵那山トンネル」。
あそこだけは閉所恐怖になってしまう。
なのでできるだけ速度を上げて速く通り抜けたい。
ところが、あそこは車線変更禁止なので、走行車線で入ったら追い越しができない。

私は信州は大好きだが、あそこは通りたくないので、
名古屋から行くのは木曽路ばかりとなる。

笹子トンネルの事故は、高速のトンネルの恐怖を証明するようなものだ。
恵那山トンネルも笹子トンネルと同じ構造だという(しかも長さは2倍)。
ますます嫌いになった。

多治見の温泉ビジホ

2012年12月02日 | 温泉

岐阜県多治見(暑い所)の温泉付きビジネスホテルに一泊している。
別にこの地にビジネスの用があるわけでもない。

明日、大学で防災の講演をするので、その原稿の仕上げのためというのが公式の理由。
ホンネは、ただ休日の夜、温泉に浸かってのんびりしたかったから。
二週間前にやはり小牧の温泉ビジホに二泊したにもかかわらず…。
かようにまだ仕事は残っているが、例年通り2本の論文を書き上げたので、
今年はもう”追われる”ことがなくなった。
その余裕を味わっているわけ。

せっかくの多治見なので、神言修道院
ここでしか買えない自家製ワインを購入(クリスマスに実家で飲もう)。
ついでにパウンドケーキ、キリストの小像、それにカトリックの案内パンフを購入。

今晩は、ヌーボーワインを飲みながら持参したMacBookで映画鑑賞。
明日は、名刹・虎渓山永保寺に立寄って帰る。