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レインツリーの国 有川浩
作者の作品は「図書館戦争」に次いで2冊目だと思うが、ジャンルが全然違うので驚いた。最初からずーっと、作者が用意した何か恐ろしい仕掛けとかどんでん返しのようなものがあるのではないかとか思って読んでいたのだが、最後の章まできて、その題名をみたところでその懸念もなくなった。トリックのあるミステリーでもSFでもない純愛小説だったのである。本書では、2人の男女のメールでのやりとりが文章の半分くらいを占めているのだが、正直者の2人の純愛という内容ででかつメールという媒体の文章を読むのは、はっきり言って、のぞき見をしているようで実に気恥ずかしい。地の文章になるとほっとして、メールの文になるとまた気恥ずかしい思いをして、という繰り返しだった。内容の方は何の衒いもないストレートな内容で文句のつけようがない。あと書きを読むと本作品は、図書館シリーズの第2作「図書館内乱」と同時に書かれ、内容的にもつながりを持っているとのことだが、「内乱」を未読なのでどのような関連があるのかは判らない。ただ、第1作の「戦争」でも随所に主人公の恋愛話が織り込まれていて、「?」と思ったのを思い出した。(「レインツリーの国」有川浩、新潮文庫)
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