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呪いの時代 内田樹
どのような内容の本でも「著者の本は面白い」という先入観が自分にはあるような気がする。この間読んだ本は、「安倍政権の右傾化」に警鐘を鳴らす著者の政治的立場を明確にするような内容だったが、自分としては、政治的な立場とは関係なく、普遍的論理的な記述に惹かれたし、その言わんとするところに強い共感を持った。違う立場の人にとっては困る事態かも知れないが、それこそが論客としての著者の真骨頂なのだと思う。本書についても、現在の日本の状況について、自分自身がなんとなく感じている「不寛容さ」であるとか、「正論」とされていることへの違和感のようなものを、的確に言葉にして示してくれていて、まさに自分の言いたいことの代弁者という気がする。あまりのめりこみすぎて無批判に100%同調してはいけないと自分に釘をささなければいけないと感じるほどだ。「自己責任」「自分探し」という風潮に潜む日本の危機、東日本大震災後の日本への警鐘、間違っていても良いから何かを言うべきだ、将来について語るべきだという言葉を、自省をこめて自分に問いたい。(「呪いの時代」 内田樹、新潮文庫)
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