goo

完全犯罪 小林泰三

本格派ミステリーを突き詰めていくとこういう荒唐無稽な話まで行くつくという典型のような短編集。SFの一ジャンルとも言うべきタイムトラベルの矛盾を本格派ミステリー的に解釈するととんでもないことになるというのが表題作。その他の作品も、ジャンルに拘らずに、本格派ミステリー派作家の論理構築力を色々な角度から楽しめる。本書を読んでようやくこの作家の本質に触れることができた気がした。(「完全犯罪」 小林泰三、創元推理文庫)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )