書評、その他
Future Watch 書評、その他
写真展 報道写真展2019
報道写真を通じて2019年を振り返る写真展。かなりの数の写真を見ながら、つくづく色々なことがあったなぁという思いを強くした内容。平成から令和への改元、香港の騒乱、大規模な自然災害、渋野選手、八村塁選手の活躍、イチローの引退、そしてラグビーワールドカップなどの決定的な瞬間を見ながら、それをバッチリ撮影した記者さんカメラマンさんの存在が感じられてとても素晴らしい写真展だった。毎年この時期にやるようなのでこれからは是非毎年見に行きたいと思った。
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講演会 ラグビーWカップを取材して
ラグビーWカップを取材記者・カメラマンの立場で経験した方々の講演と座談会を拝聴。コロナの影響で開催されるかどうか心配だったが、ちゃんと開催された。第1部は、ワールドカップ開催中に撮った写真を見せながらカメラマン自身がそれを解説するというもので、これがめっぽう面白かった。何を狙って何を伝えたくて撮ったのか、意図通りの一枚もあれば偶然の産物もあり、写真撮影した本人ならではのエピソード満載で時間がたつのも忘れて聞き入ってしまった。背景にジャパンとか2019の文字が写るようにとかプレーを後ろから撮って観客の姿を写すとか、とにかく写真一枚一枚に様々な意図が隠されているのがよく分かった。第一部の終わりに時事通信社の方の改元に関する報道写真の話があり、宮中には報道全社を代表して一人しか撮影を許されない「代表撮影」という制度があるという貴重な話が聞けた。第2部の座談会は、講演者に対するカメラ撮影の技術的な質問応答が中心で、観客の多くが写真を趣味にしている高齢者であることがわかった。
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