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スマホ脳 アンデシュハンセン

スウェーデンの精神科医によるスマホ依存の恐ろしさを教えてくれる一冊。世界中の脳科学や臨床実験を元にスマホが人に与える悪影響や、その悪影響を軽減するためにちょっとした運動をすることが大切だということを具体的にわかりやすく教えてくれる。スマホを机に置くことを許可するかしないか、朝に少しだけ体を動かす習慣を取り入れるかどうかでテスト結果が大きく異なるという実験結果などはかなり衝撃的だし、IT企業がどのようにして人々の注意力や集中力を散漫にさせるようにしているかなどは読んでいて非常に怖くなってくる。自分のためにも次世代のためにもとても参考になる内容だった。(「スマホ脳」 アンデシュハンセン、新潮新書)
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